ペット(犬、猫)の放射能の被ばくについて

  • 投稿 : 2011-03-28
  • 更新 : 2013-05-11
どうもペットに関する被ばくの許容量について調べてる人がいるのようなので探してみた。探してみたけど、これといったデータは見つからず。

感受性には人と動物で大きな差がないということなので人間と同じ基準で問題なさそうです。人間も動物も世界平均で自然から2.4mSVの被ばくをしてると考えられるのでそのことから考えても同程度と良いということなのだと思います(引用先記事からの理解)

なにかもっと客観的な資料がありましたら、ぜひ教えてください。
結局はデータが少ないかないので、よくわからないということのようです。人間でさえデータ不足ですから仕方がないかもしれません。

「現在一般に放射線に対する感受性には人と動物で大きな差がないことが示されており、被曝の種類・年齢によりガンの発症率は変わります。しかしこれらは広島・長崎やチェルノブイリでのヒトのデータによるもので、動物が被ばくすることでガンの発症リスクが上昇するかどうかということは調べられていません。犬や猫が、ヒトと同じ確率でがんを発症するのであれば、がん発症前に寿命が来てしまうので、その影響を調べることに意味がないという仮説があります」
via: 犬への放射線問題を理解する
年間の世界平均の被ばく量に関しては、以下の資料のP199にあります。
WHO飲料水水質ガイドライン(2004)
http://whqlibdoc.who.int/publications/2004/9241546387_jpn.pdf

追記:2011/04/07
大人と子供で被ばくの影響に差はあるのか
被ばくの身体に与える影響は、大人と子供で大きな差があります。CT(コンピュータ断層写真)による被ばくでも、子供の方が何倍も発がん性が高いのです。子供の発育途上の組織は影響を受けやすく、がんだけでなく、発育遅延を引き起こすこともあります。脳神経の発達にも影響があります。発達途上の脳神経は繊細です。議論がある所ですが、例えばこどもの血管腫の治療で頭部に放射線をあてると高校生ぐらいで知能障害が出たという報告も海外ではあります。
急速に発育している胎児ももちろん影響を受けやすいです。
via: 放射線被ばくに関して:専門家コメント

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