Google App Engineをファイル置き場として使う(WEBサーバー、静的HTML)

  • 投稿 : 2011-07-24
  • 更新 : 2013-05-12
無料のファイル置き場を探していて、どうしてもいいところが見つからないときにGAEがWEBサーバーとして使えることを思い出しました。

なんか難しそうということで敬遠していたのですが試してみました。実際、参考になるサイトを検索で見つけて半日ぐらいで、静的ファイルを置くことができました。

PythonよりJavaの方がとっつきやすそうなのでGAE/Jを使うことにしました。デプロイするまでは、以下の記事を参考にしてください。

Google App Engine(GAE)の登録方法
簡単にGAE/Jの開発環境を構築する方法&デプロイの方法

やり方

.workspaceプロジェクト名war
あたりを見てください。
<static-files>
   <include path="**.html" />
   <include path="**.css" />
   <include path="**.js" />
</static-files>
warWEB-INFappengine-web.xmlの記述に上記を追加

※補足
<include path="**.html" expiration="4d 5h"></include>
と書くことでキャッシュ期間を指定することも可能です。
参考:http://code.google.com/intl/en/appengine/docs/java/config/appconfig.html

war/
がトップページの位置になります。
ここにファイルを配置したり、フォルダを作成するなどしてデプロイしてGAEに登録するだけです。

http://アプリケーションID.appspot.com/index.html
= war/index.html

http://アプリケーションID.appspot.com/2.html
= war/2.html

http://アプリケーションID.appspot.com/test/3.html
= war/test/3.html


静的ファイルだけで構成して、普通のHPみたいに使うことも簡単にできるんですね。

不安点

App Engine の料金体系変更に関する FAQ

CSSファイルやJavascriptファイルを置くとして、無料で結局どれだけ呼び出せるのかよくわからない。

勝手に課金されそうな不安もあるのだが、これは心配しすぎだろうなとは思う。

疑問点

実は、Googleサイトをファイル置き場にしていたのだが、jsファイルをおいて呼び出すのにどうしてもうまく読めない場合がある。だから、GAEが候補になったわけなんだが・・。
Lunascapeでは読める、IE,Chromeなどではエラーになって読み込めてない。

スポンサーリンク