「20代から身につけたい ドラッカーのリーダー思考法」を読んでみた


20代前半の人にお勧め

本書のタイトルの「20代から身につけたい」と言うのは、「20代の若者に読んでもらいたい」という意味だと私は思いました。

平凡でも人生経験?をつむと本書の内容にはそれとなく気づくものだと思います。だから、ある程度の年齢の人がこの本を読んでも再確認的なものになるでしょう。また年配者の多くは、自分のスタイルというものを獲得しているので、本を読んだ程度ではなかなか新しいことには気づきにくく、また気づいたとしても取り入れるのは難しくなります。

そういう意味でも20代の若者にお勧めできる本だと思います。実際に本を読んでそのことを有効に使えるかどうかはわかりませんが、知らないより知っているほうが良いことが多いでしょう。

ただ、どんな真理であろうと、なんにでも適用しても良いものではないことだけはお忘れなく。また、結果が出るからといって、その方法が正しいわけでもありません。


感想

ドラッカーの言葉 -- (1)
マネジメントするということは、単なる受動的、適応的な行動でない。
それは、望ましい結果をもたらすために行動することである。
「現代の経営」より



ドラッカーの言葉 -- (2)
リーダーシップとは、
人の視線を高め、成果の基準を上げ、
通常の制約を越えさせるものでもある。
「現代の経営」より


ドラッカーの言葉 -- (3)
最終的に判断を下すのは経営陣だけと思われていたり、
重要なのは経営陣の決定だけだと思われたりしているようだ。
これは危険な誤りである。
P.F. ドラッカー経営論」より
20代から身につけたい ドラッカーのリーダー思考法


人生においては、自分自身が経営者であると私は思います。人生においては、正解のない決断を何回も繰り返さないといけません。そうです、その意思決定の仕方やプロセスが、「リーダー思考法」なのです。

意思決定は、成功したい人だけが必要なものではありません。自分の周りの人がなるべく幸せにあるようにと願う人や、社会正義のために何かできないか?と悩む人にも必要なことなのです。

そういう意味では、汎用的に使える思考法であり意思決定の手助けになるものであると思います。最終的に、意思決定に必要なのは理論や根拠でなくて、決断という強い意志であることも忘れてはなりません。そのことも含め本書に書いてますので、本書の本質を見失わないで読めるのなら良書だと思います。

思考法というのは概念であり、細かいルールを集めた漠然としたものであると思います。だから、そのひとつずつのルールをむやみに適用してもあまり意味がありません。その根底に流れる思想や精神が重要なわけですね。本書には細かいルールに区切って解説されてますが、その点を見失うと痛い目にあうかもしれません。

本当は、訳本であっても「ドラッカー」本人の本のほうが良いのかもしれません。もう流行ではないかもしれませんが、興味ある人は読んでみるのも良いかもしれませんね。


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