「精神科・心療内科の上手なかかり方がわかる本」を読んでみた

一般的な内容だと思う

Amazonのレビューをみると、新しい割には他の本とのあまり差がないということが書いてあったので、最近の本ならどれ購入しても問題ないのかもしれません。

私の感想としては、家族が読むのにも本人が読むのにもよいバランスのとれた本だとおもいますが、いざ病院に行こうと思う段階になって本人がこれを読めるだけの気力とかあるのかどうかは疑問の余地はあります。

内容が薄いというのはその通りかもしれませんが、逆に言うとこれ以上はあまり必要ない知識なのかもしれません。、また、字も大きくて、体調がすぐれないときにも読みやすいかもしれません。


本の内容と私が今まで調べた知識が一致しているもの

あくまで、私の理解で書いてますので本の内容と本当に一致してるかどうかはわかりかねます。

■医者の診察(初診を含む)について
・今までの変化を時系列に沿って話す。時系列というのが案外大事
・変化は、健康だったとき(以前)との違いを述べるのがよい
・心のつらさだけでなくて、体調の不調具合も伝える
・すべて話せなくても問題ない
・服装などもきちんとしなくてもよい(服装や顔の表情、態度などもきちんとみている)
・同行者は1歩引く。基本的には医者は患者に話を聞いている


■判断基準や目安
・食事と睡眠のどちらか、両方に何らかの支障を生じているかどうか
-睡眠は、睡眠時間、眠りの深さ、寝付き(入眠障害)、早朝早くに目覚める(早期覚醒)、途中で目覚める(中途覚醒)などをチェックする。それも一時的なものか、長期に続いてるものか、以前との違いも重要である
-食事は、体重の変化(減るだけでなく、増加も)、食欲、味などの変化。これも以前との違いが重要です。

■家族や本人ができること
・生活リズム表を書く
入眠時間、起床時間、中途覚醒時間、食事の時間、気分、その他をメモしていくという方法。
睡眠だけでもよい。ここに着目して時間変化を追っていけば、よくなっていく傾向にあるか、あまり変わらないか、悪化していってるかなどが意外とわかる。

生活リズム表は、以下のサイトでEXCEL、PDFとして入手可能です。 
睡眠のリズムを整える | うつ病の情報・サポートサイト こころの陽だまり
 

■病院探し
・保健所や精神保健福祉センターで聞く
意外とここに情報が集まっています。
・精神科と心療内科どちらがよい
通常は精神科。精神科は軽いものから重いものまで対応が可能。
私、個人は心療内科はおすすめしない。ただし、精神科医が心療内科の看板でやっている場合は精神科とほぼ同じ治療が受けられると考えてよい。


本の内容と直接関係ないこと

■この程度で病院に行くべきか?
睡眠障害があるのなら、病院に行くだけで睡眠導入剤などが処方されることもあります。睡眠導入剤というと抵抗がある人がいるかと思いますが、極論言うと風邪薬と同じようなものなのです。体調がつらいときに風邪薬を飲むと、症状が軽くなって人間の本来のもつ自助作用が発揮されて自然治癒するわけです。
睡眠も同じで、本来なら何もしなくてもリズムがとれるのですが、体が弱ってるためにうまくいかないのです。そこで睡眠導入剤のを用いて、体に対する負担を軽くすることによって、人間の本来のもつ自助作用で治っていくわけです。
現状の症状を軽くするだけという対症療法で、根本的に治す治療ではないわけですが意味があることなのです。

■薬物療法と精神療法
薬物療法は、対症療法で現状の症状を軽くする効果がある。精神療法は、治療というよりかはどちらかというと再発防止効果の要素と、現状の心理的負担を軽くするの2点がある。風邪にたとえると、精神療法はどちらかというと、風邪を引きにくくする方法論であって風邪を治す方法論ではない。通院する必要がある人にたいしては、精神療法は比較的効果が低いので薬物療法が中心になります。


■治療期間など
・最低3ヶ月(抗うつ剤を処方される場合は、普通は半年以上)
・月に2回程度の診察


■医者が言う重度というのは・・・
風邪でいうと肺炎で下手すると死亡するぐらいのリスクがあるとかその程度のことをいうようです。
実際、それほどひどい人もいるわけで、通院で月2回とかで通う人たちはどんなに重くても医者からみると軽度なのです。比較の問題ですから、気にしない方がよいでしょう。
医者がよくわかっていない訳ではないのです。あり得るとしたら、デリカシーがないだけ?


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