「はじめての編集」は、編集という概念のない人にとっては良書だと思う


Naverまとめを作成してみようと思っても、なぜかうまくできないんですね。そこでこれは、編集という概念がないために、うまくできないのだという勝手な思い込みで、役に立ちそうな本を検索して調べたら、「はじめての編集」を進めているところがあったので、実際に読んでみました。

もう結果がわかってるかと思いますが、この本を読んでも、Naverまとめを作成できるようにはならないし、編集のテクニックが上がったり、編集能力が付いたりすることはあまりないかと思います。この本から学べるのは、「編集というのがどんな仕事(もの)なのか、どんなスキルが必要なのか」という部分です。

そういう本なのですが、私は良書だと思います。


著者の菅付雅信氏

編集スキルは特別なものじゃない、因数分解できます<『はじめての編集』菅付雅信インタビュー前編>(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース
大学を辞めようと思うので、仕事ください!<『はじめての編集』菅付雅信インタビュー後編>

菅付雅信インタビュー記事なのですが、これを読むと、なんとなくこの本の感じがわかるかと思います。

編集物はどんなものでも言葉・イメージ・デザインに分解できるるので、編集者はこの3つに詳しければいい。だから本では3つの要素の基本から成功例までをできる限り分かりやすく解説しました。


当たり前のことだけど、本や雑誌はとにかく読みますね。少なくとも移動中は必ず読む。特に僕はジャンルを限定せずに幅広くやっているので、各分野の専門誌や洋雑誌を読むようにもしています。

紹介されているものは、図版がほとんどついてるので、文章だけの解説ではないので、そのあたりもわかりよいかなと思いました。

この本が良書であると思う根拠

僕が池袋西武百貨店のコミュニティカレッジで2010年10月から2011年3月までの半年間、計12回に渡って行った「編集力講座」の講義録を元に大幅に加筆修正したものです
「はじめての編集」 まえがき P8

こういう感じの本だからです。大学で教養課程で専門外の科目の講義を取ったことがあればわかるかと思いますが、そういう路線の内容だと思います。極力専門的にならないようにしながら、ほんの少しだけ物事の本質に内容を進めた形の講義ですね。

そういう意味で、編集という概念のない人にとっては良書だと思います。

あとこの本は速読に向かないと思うし、速読してそれなりの感想を書けたとしても、本の良さを伝えることはできないと思います。
ビジネス系本やノウハウ系本とは違うということですね。

この本を読んで、なんか新しい世界を知ったというか、開けた感じがしたというところなんですが、なんか言語化できない「もやもや」したものが頭の中に残ってる状態で、まだ消化してない感じです。

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