リモコンの修理にチャレンジしてみる

  • 投稿 : 2013-07-01
  • 更新 : 2019-01-20

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

修理の流れ

1.デジカメを利用して、原因を切り分ける


リモコン本体の故障か、そうでないかの切り分けですね。
リモコンは赤外線を利用していて、人間の目では見えないんですが、デジカメとかでみると光っているのが見えます。これで、ボタンを押したときに、光らなかったら、リモコン本体の故障である可能性が高いと判断できます。

携帯、スマホ、デジカメのどれでも確認できます。

追記:2019/01/20
iPhoneSE
・背面カメラ =>見えない
・前面カメラ =>見える
でした。
最近のスマホでは、見えない可能性があるので、正常動作するリモコンで見えることを確認してから、故障しているリモコンを見ることをお勧めします。

2.電池関係

電池を新しいのに変える、電池の端子をきれいにする。
テスターなどで、電池端子が通電してるとかそういうのを確認できると確実です。

電池が液漏れして、塩をふいたように端子が汚れてるとか、サビがあるとかで通電しないというケースです。前者の場合は、アルコール入りの ウェットティッシュなどでふくだけでもOKです。サビの場合は、ひどくなければドライバーの先でこするなどでもOKでしょう。

※塩をふいたものを、直接手で触らないほうがよいです。(電池の液漏れは、手で触らないほうがよいです)

3.特定のボタンが効かない

分解して、リモコンのボタンの裏側と、基盤側をアルコール入りのウェットティッシュでふく。少しでもアルコール入っていれば、油脂分も落ちるはずです。軽めにこする方がよいでしょう。

これでも治らない場合は、リモコンのボタンの裏側の(通常は?)黒い部分に、アルミテープを切り抜いたものを張り付ける。しかしこれは一時的には治ったように見えるが、多くの場合ははがれやすいので長くは使えないものだと思った方がよい

黒い部分は通電性のあるゴムです。

参考:リモコンの修理で調べた時のメモ – 某氏の猫空

4.ボタンの反応が悪い気がする


参考:リモコンの修理【コンデンサーの場合】 – 某氏の猫空

特定のボタンでなくて、多くのボタンの反応がわるいとかそういう場合は、コンデンサーの場合があります。
最低でも4,5年以上使っている場合に該当すると思います。

5.はんだ不良

はんだ付けされてるところをみて、はんだ不良があれば、その部分を改善すると治ることもあります。

6.基板

・基板に傷みたいなものがある
・基板のパターンがはがれている
・基板のクラック(ひび)がある

要は、断線してますという状態ですね。
パソコンのキーボードとかでもありがちな故障なんですけど・・・。

僕は不器用なので、この辺りは無理なのであきらめる。

7.電池関係以外は、早めに対策を考えたほうがよい

1.新品のリモコンを取り寄せる
2.市販のリモコンで代用できるものを探す
3.学習リモコンを購入して、リモコンが光るうちにすべてのキーを学習させておく

実際、壊れていても、Amazonのレビューなどを見ても、ボタンを長めに押すと光る場合があるので、カメラで確認してひかりらしきものを確認したら、ダメもとで学習リモコンを検討してみてもよいかと思う。

実際に、修理にチャレンジしてみる

今回、挑戦したのは、ダイナコネクティブ 地デジチューナー DY-STB250に付属している「Dawin 地デジチューナーリモコン RMC-S107」です。

地デジ移行時に、知人に売って、今回、知人からどうにかならないか?って話になりまして・・・(^^;
地デジが始まったあたりから、地デジチューナーが高騰&品切れ状態で、購入を依頼されたときに面倒なので、使用してなかったので3千円で譲りました。

1.オークションとかで入手しようか?

Dawin 地デジチューナーリモコン RMC-S107 -Amazon
Dawin 地デジチューナーリモコン RMC -ヤフオク!

1.中古なので、このリモコンの場合は、またダメになりそうな気がする
2.地デジチューナーを新品で買った方がよいぐらいの値段設定である(足元見られてる気が…)

私が使うのなら、中古リモコンでもOKなんだけど、知人用だと、これが1年程度で壊れると困る…

2.分解してみましょう


このリモコンは、ネジが一切ありません。
横にあるスジの隙間から、マイナスドライバーをいれて、外します。真ん中ぐらいに入れて、上下に少しずつ広げて、そして反対側まで少しずつやっていくと、不器用な私でもきれいにはがれました。爪とかも割れませんでした。作りが昔風?で良いんでしょうね。

1.ウェットティッシュで拭く ->ダメ
2.赤外線のパーツの部分に半田ごてを当てて、みる ->なんか、光るようになった
3.外側のプラッチック類をきれいに洗浄して、組み立てる ->光らない

結局、いろいろしてみたけど、光ったり・光らなかったを繰り返しになりました。光らないことの方が多い状態です。
いったん光りだすと、数回は問題なく光るが、再度ダメになります。

コンデンサーを付け替えたら、もしかしたら治るのかな?と素人考えがあったわけですが、全く光らなくなったら困るのでやめました。

電子部品らしいのは、集積回路(IC)、固定抵抗、コンデンサー、赤外線素子ぐらいしかなく、基板とかもきれいなんですね。

学習リモコンに覚えさせる


手元に上海問屋で購入した学習リモコン(左側)があったので、これに光るタイミングをみて、地道に学習させることにしました。チューナー本体は持ち帰れなかったので、この学習リモコンと元のリモコンをもって、知人宅で動作検証をしました。

学習リモコンの方の動作は、OK。
元のリモコンは、動作しないし、知人宅ではひかりもしません(^^;;

ということで、新たに安い学習リモコンをAmazonで購入することにしました(右側のリモコン)。

元のリモコン->上海問屋のリモコン->新しい学習リモコン という具合に学習?を移動させることに・・・・(^^;

上海問屋のリモコンのですが、音量ボタンあたりが癖あるきがしますが、意外と便利ですね。

雑談

マイナーそうなリモコンは、壊れる前に学習リモコンに覚えさせておきましょう。
今回のリモコンは、3年半で壊れたことになります。
半年前から少し効きが悪くて、電池交換したら治ったように見えてたんですが、その時から何かおかしかったのかもしれません。

あと、知人は、効きが悪い時は叩いてたとか言ってました。まあ、叩いた程度で壊れない気もするのですが、このリモコンの裏に「リモコンを落とさないでください」という注意書きが書いてあるので・・・・。こんな注意書きのリモコン、初めて見ました。

スポンサーリンク

タグ#修理