「おいり」を食べてみた

  • 投稿 : 2014-01-05
金刀比羅宮さんへ参拝してきた時に、見つけたので購入してみました。

おいり とは香川県 (特に西讃地方)から愛媛県東部(西条市以東)で生産される和菓子の一種である。直径 1cm ほどの玉状で様々な色のものがある。主に結婚式の引き出物として用いられるが、最近は土産菓子としても販売されている。
おいり - Wikipedia

「嫁入りおいり」として販売されていました。ケンミンSHOWで紹介されたとか書いてました。


これは半分の量なんですが、こういう感じでした。味はニッキ味だと思います。ほんのりニッキの香りと味がする上品な感じな味にはなっています。

購入した時は、ひなあられみたいなものかなと思ったんですが、違いました。ポン菓子みたいな軽い感じのものでした。

軽い歯ごたえで、特にかまなくても溶け出すような感じです。

まあ、別段、おいしいものでも何でもないとは思いますが、上品な味なのは確かです。

 おいりを持って嫁ぐのには、婚家の一員として「心を丸く持って、まめまめしく働きます」との意味が込められている。婚礼の際、お嫁さんのお土産として、近所の人たちや花嫁を見に来た子供たちに配ったりするほか、披露宴の引き出物にもつけられる。
21世紀へ残したい香川-四国新聞社

最近は、披露宴の引き出物として使われることが多いようですね。

 まず、餅米を一晩水に浸し、蒸し上がったら砂糖を混ぜて石臼(うす)に入れ、杵(きね)でつく。白い湯気をたてた餅に米糠(こめぬか)をふり、熱いうちに麺(めん)棒で手早く平らに伸ばす。長さ約三メートルの生地ができると、すぐさま屋外に並んだ網箱に広げて乾燥。天日にさらす時間は季節や天候によって変わるが、二、三時間から一日がかり。乾いたら、五ミリ四方の采(さい)の目に切り、再び乾燥させて釜で煎る。一分もたたないうちに、四角い生地は丸くふくらみ、真っ白な“真珠”に大変身。味付け色付けして乾いたら、可憐(かれん)なお菓子のできあがり。なんと、完成までに要する期間はおよそ一週間。。
21世紀へ残したい香川-四国新聞社

原材料をみると、ニッキ油が含まれていますね。もち米を使ったお菓子ですね。


ニッキって何?

ニッキという木の根を使うらしいんですが・・・。


根の皮の部分から、つくるようです。

失われた駄菓子たち

そのまま食べるお菓子もあるようです。たぶん、ニッキの木の根というのは上記のようなものだと思われます。


ニッキ水です。


ニッキ飴とかもあります。

私は、「ニッキ水」とか「ニッキ飴」は見たことはありますが、食べたことはないですね。

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