「本気で変わりたい人の行動イノベーション」を読んでみた 【著:大平信孝】

  • 投稿 : 2014-10-14

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています


本の読み方

本の読み方には2種類あります。
一つは、作者の意図を正しく読み取るという読み方です。もう一つは、本の内容から、自身に合った形でアレンジした方法論を取り出すという読み方です。

自己啓発本の場合は、後者の読み方のほうが、自身をよりよく変える可能性が高いかと思います。
ここで重要なのは、自己啓発本を読む目的が自身をよりよく変えることであって、作者の意図を読み取ることではないということなんですね。

なぜか、作者の意図を正しく読もうとすると、逆に自己を変えるのが難しくなるということが起こりえます。それはなぜかというと、自身の相性と会いにくいものを取り入れようとするからという一因があろうかと思います。

これは、僕が考える自己啓発本の読み方なのですが、このような考え方と似たようなことがこの本には書かれていると思います。

アドラー心理学

5つの基本前提(5Basic Assumptions)
・個人の主体性(Creativity)
・目的論(Teleology)
・全体論(Holism)
・社会統合論(Social Embeddedness)
・仮想論(Fictionalism)
アドラー心理学 - Wikipedia

この本のコアの部分は、「アドラー心理学」にもとずく考え方にあろうかと思います。
興味ある方は、アドラー心理学のそれもカウンセリング向けの本を読むのがよいかと思います。

「なぜ」ではなくて、「どうしたいか?」の発想が大事

book-4798041726-03.jpg
画像引用 P22

複雑な物事でも、それを構成する要素に分解し、それらの個別(一部)の要素だけを理解すれば、元の複雑な物事全体の性質や振る舞いもすべて理解できるはずだ、と想定する考え方


上記のような考え方・主張に対する否定的な呼称。 要素還元主義とも言う
還元主義 - Wikipedia

多くの人は、要素還元主義的な考え方を得意としています。
何か問題が起こった時に、細かい要素に分けて、原因を探求するという方法論ですね。

しかしこの方法は、現実世界では効果がないことが多いんですね。特に自己啓発の場合は特に効果がないことが多いです。

この場合に、なぜ効果がでないか?というのを考えるのが要素還元主義的な考え方であり、
どうすれば、効果がでるような考え方になるのかと缶あげるのが「目的論」的な考え方なのです。

自分と仲良く

book-4798041726-04.jpg
画像引用 P63

考え方はいろいろありますが、
自分自身に正直になって、物事を考えたりするほうが、幸せになりやすいですよという話です。

人は、なりたい自分にしかなれないし、なりたくない自分には絶対になれないんですね。
特に、「なりたくない自分」というのものに対しては、かなりの拒絶が生じるるからです。

ビジョンや目標を設定するときに、自分に正直というか特性に合わないものを抱え込むと、たいていは上手くいきません。

自分と仲良くすると、行動を促しやすい

book-4798041726-05.jpg
画像引用 P140

自己啓発に関しては、考え方(意識)というのは大事なものです。しかし、結局は意識を持つだけではダメで、行動しないとなにも変わらないことが多いわけです。

そういう現象があるために、行動を促しやすい考え方や行動原理は、自身を変化させるのには向いていると言えましょう。

小さな変化を積み重ねる、結果をすぐには求めない

book-4798041726-07.jpg
画像引用 P133

こんな些細なこと、こんなバカなことと考えずに、先ずは実践してみることが意外と大事です。
でもって、結果なんてすぐには出ませんが、それでも継続する姿勢も大事となります。

このあたりはなかなか難しくて、無駄なことを継続しても結果は出ないのも事実で、その見極めは難しいですが、
行動の積み重ねは、年単位でみれば多くの場合、結果として現れてきます。

寝てる時は、楽しい気分のほうがイイんじゃないかなぁと個人的に思う

book-4798041726-06.jpg
画像引用 P81

本書のこのあたりの説明?は、個人的には???という感じですが、まあ、寝てる時ぐらいは楽しい気分のほうがよいのに決まってるかなと思わなくはないです。

考えても仕方がないことを、考えても変化しないものを、考えても堂々巡りなものを、必要以上に考えても無駄というか、精神衛生上よくないとは思います。

成功している人は、軌道修正が上手い人が多い

book-4798041726-02.jpg
画像引用 P191
ある意味、いい加減さが大事だということです。
アバウトさが大事だと思います。

成功している人は、無駄なことをすることも多いけど、ある程度したら軌道修正するので、その無駄さが致命傷になりにくいとかそういう事もあろうかと思います。

行動を促す系の考え方というのは、どうしても試行錯誤系なので、無駄なことをしがちなんで、軌道修正が上手くないと、ドツボにはまります。

あと、成功しやすい人は、時流を読むのが上手いってことがあります。波に乗るだけで、成功しやすいですから。

もしかすると、本書の内容と違うことがかかれているかもしれないけど・・・

本記事でなにか興味がもてたら、またはアドラー心理学に興味ある人は、本書を読んでみるのもよいかなぁと思います。
「ビジネス自己啓発本」みたいな位置づけで、精神的ハウツー本らしい感じで、読みやすいのは読みやすいと思います。


レビュープラスさん経由で、「本気で変わりたい人の 行動イノベーション --- 本当の欲望に素直になれば、やる気が目覚める― 」をいただいて、本エントリーは書いています。
スポンサーリンク