ハムやソーセージなどの加工肉は、避けたほうが良いのか?

  • 投稿 : 2015-12-02
この手の問題って、個人の思想的な問題もあるので正しさの押し付けは辞めたほうがいいとは思うんだけど、時々ひどい人たちがいるので、別の観点からも避けたほうがいいよという論理が作れることを書いておきます。

個人的には、避けたほうが良いと思うけど・・。

肉より魚が通用するのなら、
ハムやソーセージより他の何か?ですね。

日本人の場合には、特にトランス脂肪酸とか飽和脂肪酸より、圧倒的にこちらなんですね、塩分。
塩分のとりすぎっていうのが、非常に深刻であると、世界的に見てもトップレベルのとり過ぎですので、これが私は一番、まず気をつけるべきことだろうというふうに思います。
本当にキケン?あふれる食品情報 - NHK クローズアップ現代

ちょっと流し見してたけど、なんだかちょっと結論に誘導している感があるんだけど、それはひとまず置いておきましょう。

番組の中で上記のような話がありました。あと「塩分の取りすぎはよくない」という思想は反対にあいにくいようなのでこれを利用するのがよいかなぁと個人的に思いました。

WHOの発がん云々関係なくても避けたほうが良いという論理があれば、賛同を得られなくても許容されるかなぁという部分ですね。

ハムやソーセージなどの加工肉というのは、塩分が多いので、塩分コントロールしたいのなら避けるべき食材に上がってくるかと思います。あとカロリー制限をしなくてはいけない人たちもたぶん避けるように言われてることが多いのではないか?と思います。

病院で受ける栄養指導とかは、そういってましたし、パンフレットにもそう書いてますね。健康保険適用なので、無茶理論でもないと思います。

さらにソーセージやハムなど加工食品に2.7グラム含まれていました。
実は日本人は、塩分の7割を食塩そのものではなく、調味料を含めた加工食品などからとっていることが分かっています。


加工食品には、味付けだけでなく保存のためにも塩分が使われています。
加工食品を使う以上、調理の工夫だけで、十分な減塩をするのは難しいのです。

辻めぐみさん
「子どもも好きなので、よくウインナーとか(加工食品を使います)。
頑張れば(加工食品を使わずに)できなくはないですけど手間がかかってしまう。」


国ぐるみで減塩 イギリスの試み
ロンドン市内にあるごく普通のスーパーマーケットです。
店には塩分を減らして作られたさまざまな加工食品が並んでいます。

例えば、この食パンに含まれる塩分は1グラム。
日本の標準的なパンに比べると0.3グラムほど減塩されています。

こちらのトマトケチャップの塩分は1.8グラム。
日本の製品と比べると半分近くも減塩。
こうした塩分を減らした商品が普及することでイギリス人の食塩摂取量は8年間で1.4グラム減少しました。
道は険しい? “減塩社会”への挑戦 - NHK クローズアップ現代

加工食品の塩分の多さは、過去のクローズアップ現代で取り上げられてました。加工食品で見落としがちなものとして、ハムやソーセージ、ベーコンなどの加工肉について上がってました。

WHOの肉の加工食品の報道

WHO=世界保健機関は、ハムやソーセージなどの肉の加工食品を過剰に摂取することががんのリスクを高め、5段階ある危険度のうち最も高い分類に当たるとした初めての調査結果を発表しました。
これはWHOの専門機関「国際がん研究機関」が、肉の摂取とがんの発症に関するおよそ800の研究成果を分析し、26日に発表したものです。
それによりますと、ハムやソーセージなどの肉の加工食品について、塩漬けやくん製などの過程で、発がん性物質が蓄積されると指摘しています。
そのうえで、毎日50グラムを摂取すれば、大腸がんになるリスクは、摂取しない人と比べて18%増加し、発がんのリスクは、5段階ある危険度のうち最も高い分類に当たるとしています。


これに対して、アメリカの食肉業界などは「がんは複合的な要因で発症する病気だ」などと反論しており、今回の発表に波紋が広がっています。
10月27日:肉の加工食品過剰摂取「がんのリスク高める」 NHKニュース

 【ジュネーブ=原克彦】世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC)は26日、ハムやソーセージなどの加工肉を「人に対し発がん性がある」物質に指定した。赤肉も「恐らく発がん性がある」に分類した。加工肉の摂取量が多いほどがんを患う危険性が高いとしており、過剰な食肉摂取のリスクに異例の警告を発した。

 約800の研究論文を踏まえたもので、加工肉の分類は「十分な証拠を基にしたものだ」と強調している。毎日食べた場合、50グラムごとに大腸がんを患う確率が18%上昇すると結論づけた。どのような加工手段が発がん性を高めるかは、明確には特定していない。


 食肉とがんについては多くの研究機関が関係を指摘する一方、米国を中心に食肉関連の業界団体などが「生活スタイルなど複合的な要因を配慮していない」などとして反発してきた。
2015/10/27:加工肉「発がん性ある」 WHO、過剰摂取に警告  :日本経済新聞

都合の悪い話は、否定材料か解釈論をたたきつける傾向にあると思う

でもって、風評被害でハムやソーセージがうれません、困ったもんだと・・。

大した話じゃないのかもしれないけど、この風潮、大丈夫かなぁと。
どうも海外でもにたような感じなので。

あっちを肯定すと、こっちがおかしくなる?!

トランス脂肪酸は、いろんな脂肪食品に含まれているんですけれども、WHOは、エネルギー摂取量の1%未満にしなさいというふうに言っています。
アメリカの方は、少し古いデータなんですが、2.6%もトランス脂肪酸からエネルギーをとってしまっているという調査結果が出ています。
一方で日本は0.3%ですので、アメリカは心臓疾患のリスクが高まるということで、規制をしましょうと。
日本はこの1%未満、ほとんどの方が下回っていて、平均がこの数値ですので、食生活上そんなに大きな問題はないんじゃないかというふうに考えられています。
(トランス脂肪酸をとらないようにする、例えばバターをとれば、今度はまた違うもののリスクが高まる?)
本当にキケン?あふれる食品情報 - NHK クローズアップ現代

この部分もなんかおかしくて
日本は1%未満だから、マーガリンをつかっていても大丈夫といいながら
一方で、マーガリンからバターに変更すると、違うリスクが高まるという??
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