「一瞬で心をつかむ文章術」を読んでみた【石田章洋】


お勧め度:(3.5点)

・文字大きくてライトな雰囲気で読みやすい
・実用的なテクニックが書いてるので、それを実践するだけでも文章が良くなる

毎回、内容が文章術系統なのに、切り口や内容を変えてくるという点は、石田氏の本はすごいかなぁと思います。今回は、かなりカジュアルな感じで、読みやすい気はします。

文章って実際書くのは難しいと思います。私は会話でも難しくて、映画をみても、食べ物を食べても、何が良かったのか?をうまく表現できません。で、それはどうすれば改善されるのか?といえば、実は練習しかないんですね。練習量が多くならないと、うまくならないっていう簡単な話。

目次:
01章 なぜ文章を書くのが苦手なのか?
02章 テーマに迷わないから速く書ける!
03章 ネタ集めに迷わないから速く書ける!
04章 組み立て方に迷わないから速く書ける!
05章 速く書き続けるには?
06章 書き出しで迷わないから速く書ける!
07章 「?!」をちりばめ、心をつかむ文章にする!
08章 最終チェックで心をつかむ文章にする!
09章 「速く」「面白い」文章を書く習慣作り


・精神論的な話
・テクニック的な話
・精神論とテクニックの融合した話

本書の内容は上記のような感じの話で構成されていて、本書の良さを手っ取り早くわかるのは、「テクニック的な話」かなぁと思うのでそのあたりを取り上げてみたいと思います。

・04章 組み立て方に迷わないから速く書ける!
・08章 最終チェックで心をつかむ文章にする!

この章あたりが、純粋なテクニックに近い内容になってるかなぁと思います。
もちろん、テクニックを有効利用するには精神論ももちろん大事です。またテクニックをどう使うべきか?という方法論も大事だと思います。

そういうのに興味がある人は、本書を読んでみてくださいね。

文章の組み立て方には、黄金パターンがある


・3部構成のほうが書きやすい
・本論の書き方もパターンがあって、そのパターンに従って書くと、それらしい文章が出来上がる

純粋にテクニックの話で、今までやったことがない人は試してみると、文章が良くなると思います。
ハリウッド映画とかも、3部作とか、また映画の内容も時系列になってるとかそういうのをみれば、この手法って、人の心をつかみやすいのもわかるかと思います。

3部構成
 序論 - 本論 - 結論
本論の構成の仕方
 ・時系列
  [現在] - [過去] - [未来]
 ・大から小へ
   [大状況] - [中状況] - [小状況]
 ・PEFP法
  [要点P] - [理由R] - [具体例・根拠E] - [まとめP]
 ・ホールパート法
  [全体像(結論)] -[パート1] - [パート2] - [パート3] -[全体像(まとめ)]

最後の読みなおしで、文章の品質を高める


最後に読みなおして、ブラッシュアップするときのチェックリスト。チェックリストに従って適用するだけで、文章はよくなると思う。

以下の観点は、本書の内容を箇条書きにしたもので、この路線で自分流のものを作ってもいいかとは思う。

観点1
・誤字脱字はないか?
・「という」を多用してないか?
・だらだら長い文は短くする

観点2
・全体を通してテーマ(問い)に答えられているか?
・自分が読者だったら興味を持てるテーマか?
・「何が言いたいのか」分かりにくいところはないか?
・各ブロック(段落)がスムーズに流れているか?
・書き出しが魅力的でつい読みたくなるか?
・書き出しから長い文章になっていないか?
・文章にリズムがあるか?
・どんどん読み進みたくなるフックはあるか?
・「たくさん」「大きな」という曖昧言葉をつかっていないか?
・カタカナ・専門用語を説明もないままつかっていないか?

観点3
・主語と述語が離れていないか?
・主語と述語が「ねじれて」いないか?
・伝わりにくい読点の位置になっていないか?
・否定語や「二重否定」はないか?
・「の」が続いていないか?

苦手意識の克服は、練習と物まねから入ることにあると思う。

本書の最後にも、習慣について書かれてますが、個人的には苦手意識を克服する手段は、練習と物まねから入ることだと思います。

良い文章を書く人を真似るって行為ですね。モノマネでは、人の心を動かせないとかいう論理もあるけど、それは頭で考えるからであって実際はそうではないでしょうね。



レビュープラスさん経由で、「一瞬で心をつかむ文章術:Amazon」をいただいて、本エントリーは書いています。

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