解決の方法 【サイド バイ サイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした】

  • 投稿 : 2012-04-11
  • 更新 : 2021-11-26

問題解決の方法

「サイド バイ サイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした」とメッセージが出て、アプリケーションが起動できない場合があります。

詳細を知るには、「コントロール パネル」->「システムとセキュリティ」->「管理ツール」のイベントビューアをみるともう少し詳しく分かります。

多くの場合は、適切なVisual C++のランタイムがインストールされていないことが原因です。イベントログをみれば、必要なDLLのバージョンなどがわかります。このバージョンをチェックしてください。

細かいマイナーバージョンまで一致しないと駄目なアプリケーションもあるので、要求されているものを入れるしか回避する方法はありません。指定されているマイナーバージョンより少しでも古いと駄目なのです。

4.0.5.2が必要で、4.0.3.5が入ってた場合はこのエラーになる場合があるということです。

Visual C++のランタイム(追記:2021/11/26)

2008VC++ 9.0msvcr90.dll、msvcp90.dll
2010VC++ 10.0msvcr100.dll、msvcp100.dll
2012VC++ 11.0msvcr110.dll、msvcp110.dll
2013VC++ 12.0msvcr120.dll、msvcp120.dll
2015msvcr140.dll、msvcp140.dll
2017msvcr141.dll、msvcp141.dll
2019msvcr142.dll、msvcp142.dll


2021/11現在では、2015から2019までは「Microsoft Visual 2019 C++ 再頒布可能パッケージ」を1ついれるだけでOKです。

2013より以前のものは、今まで通り必要なものを個別で入れる必要があります。

最新のサポートされる Visual C++ のダウンロード

Microsoft VC + + 再頒布可能パッケージは、上記のリンクから入手可能です。



以下、過去の記事のまま。
リンク切れ等あり。

Visual C++のランタイム

追記:2016/09/09
最新のサポートされる Visual C++ のダウンロード| support.microsoft.com

マイクロソフト公式の上記のページにまとめてくれてるので、そちらを参考にしたほうが良いと思う。上から順番に導入すればよいかもね。

現状以下のような物があります。

Visual C++ 2005

・Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能パッケージ x86 - x64
・Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ x86 - x64
Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラム
Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ MFC のセキュリティ更新プログラム

Visual C++ 2008


・Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ x86 - x64
・Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ x86 - x64
Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラム
Microsoft Visual C++ 2008 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラム
Microsoft Visual C++ 2008 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ MFC のセキュリティ更新プログラム

Visual C++ 2010

・Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ x86 - x64
・Microsoft Visual C++ 2010 SP1 再頒布可能パッケージ x86 - x64
Microsoft Visual C++ 2010 RTM 再頒布可能パッケージ MFC のセキュリティ更新プログラム
Microsoft Visual C++ 2010 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ MFC のセキュリティ更新プログラム

Visual C++ 2012

Visual Studio 2012 Update 4 用 Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ



補足

たとえば、Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージが入っていれば大丈夫だと思っていたら、
Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラム
も入れないと駄目だとかそういうこともありますので、思い込みは結構危険です。

イベントログに書かれている情報をちゃんとみることでたいていは解決できます。
WindowsUpdateをしているとか、他のアプリケーションを使用してるとかで、ユーザーが意識しない間に入っている場合もあります。

たいていの物は上位互換なので新しいのが入ったことで、動かなくなる場合はほとんどありません。

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