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このコミックを読んで、生まれ故郷よりも1歩でも遠くに行きたいと思っていた僕にとってはその逆の人もいるという現実に驚きました。また、そういう生き方もまたありかなと思いました。
似たような主題の作品に、DESPERADO 全4巻があります。いつか広い世界に出て行けば、きっと気の合う友人や仲間ができると信じている主人公が出てきます。しかし、「どこに行っても、そんな友人や仲間なんで出来ない」と指摘する人物が出てきます。
「気の合う友人や仲間」はどうやって作ればよいのか、どうやって出来るものかをこの作品では描かれてます。
僕も、広い世界に出て行けばきっと素敵なことが起こったり素敵な人と出会えると信じてましたが、世の中そういうそういうことは起こりえません。人にもよるのでしょうが、そういうことを期待する人は他力本願な人が多いのでそういうことが起こりにくいのでしょう。
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