【Windows11】WSL2環境をDドライブに移動する方法

Dドライブに移動させたら、上記のような感じになりました。「ext4.vhdx」が仮想HDDのファイルのようです

現状と事前準備

現状

wsl -l

現状は、WSL2環境にUbuntu 22.04 をインストールした状態です。

この環境はCドライブのどこかに存在するのですのですが、これをDドライブに移動させたいと思います。

どこか　＝　C:\Users\kuro\AppData\Local\Packages　あたり

事前準備

移動先のフォルダを作成しておきます。

d:\etc\wsl\
d:\etc\wsl\ubuntu22.04

今回は上記のフォルダを用意しました

WSLの停止

wsl --shutdown

wsl -l -v

エクスポート

wsl --export Ubuntu-22.04 d:\etc\wsl\ubuntu.tar

tarファイルでエクスポートできるようです。エクスポートして「d:\etc\wsl\ubuntu.tar」に保存しました

削除

wsl --unregister Ubuntu-22.04

現在のWSL環境のUbuntu 22.04を削除します。

インポート

wsl --import Ubuntu-22.04 d:\etc\wsl\ubuntu22.04 d:\etc\wsl\ubuntu.tar --version 2

エクスポートした「d:\etc\wsl\ubuntu.tar」をインポートします。WSL2環境にしたいので「--version 2」をわずれずにつけます。

ログインユーザーを設定

ubuntu2204 config --default-user ユーザー名

インポートした状態だとデフォルトユーザーがrootになるらしいので、それをUbuntuインストール時に指定したユーザー名に変更します。

これで、WSL2環境のUbuntu 22.04がDドライブのd:\etc\wsl\フォルダに移動する作業は完了です。