これからGoogleアドセンスを始める方へ

  • 投稿 : 2012-07-14
※一部(全部?)、私の勝手な解釈と妄想がある可能性がありますのでご注意願います。

Google公式のAdSense無料ガイドブック

ネットにいろいろな情報があふれていますが、実はGoogle自体が提供している情報が一番有益です。ほかの情報は、この焼き直しみたいなものだと考えてもいいぐらい

Inside Adsense - 日本語
AdSense をより活用いただくために - AdSense ヘルプ

2つ目のリンクからPDFのAdSenseガイドブック(無料)がダウンロードできます。収益が上がる配置方法、収益が上がりやすいアドセンスのサイズとかもきちんと書かれています。

1つめのリンクは、お知らせなんですが、微妙な細かいところや変更になった部分などの情報があるので時々見るのも良いかと思います。

勘違いクリック、誤クリックに期待しない

AdSense プログラム ポリシー

ルールを守っているから大丈夫という考え方はアドセンスの場合危険ですし、またGoogleが違反しているといえば解釈について争うことはほぼ無理です。指摘された部分を治すか、アドセンス自体を撤去する以外に方法はないと思ったほうがよいと私は思います。

ホントウの意味で「勘違いクリック、誤クリック」かどうかなんて、多分Googleはあまり重要視していないと思います。単に統計的に考えて、おかしいものは怪しいということで、怪しいものがあれば「AdSense プログラム ポリシー 」に該当するものを適用して排除するという考え方に近いと思います。

「AdSense プログラム ポリシー 」の解釈加減はGoogleに任されています。

Google AdSenseのレポートには、数値としてコンバージョン自体は表記されておりませんが、CTRが上がっているのに、CPCが下がってきたら、おそらく誤クリックが多いサイトと識別されていることでしょう。
ブログでのマネタイズは費用対効果が良くない - NHN Japan ディレクターブログ

記事中のアドセンス

例らしきものを挙げたほうがわかりやすいと思うので、上げてみます。

記事中のアドセンスはクリック率が良いとか言っているブロガーの人もいるようですが、その理由について考えたことがありますか?

・目立ちやすい
・勘違いクリック、誤クリック

たぶん、この2要素だと思います。
記事中のアドセンスで、イメージ広告しか許可していないとかなら特にそうなりますね。

この場合、統計的にどうみてもクリック率が高すぎることが判明すれば多分、Googleから警告が来ると思います。

指摘されるのは
・ラベル違反
・記事と広告と区別が付きにくい
とかになるでしょう。

ラベル違反というのはなんとなくおかしな気がしますが、記事中に配置しているのでその上の文字がラベルと判断されてしまうというか、判断されても仕方がないですよね?という路線です。

記事中に画像や写真が多用されていたら、これまた区別が付きません。

理由は後付けでもなんでもよくて、改善してもらわないと、クリック率が高すぎるのはおかしいのでGoogleとしても困るでしょう。

■対処方法
・許可されているラベルを明示的に付ける (スポンサーリンク,広告)
・アドセンス周りの空白(スペース)を大きくとる

どうしても記事中に入れたいとなれば、こうするしかありません。
で、以前と同じクリック率を保てるかといえば、無理でしょう。

相変わらず、クリック率が高いのは変わらないと思いますが、それは統計的に考えてもおかしくない程度の範囲内で収まるわけですね。「目立ちやすい」効果は継続するが、「勘違いクリック、誤クリック」効果は0にはならないが減るからです。

アドセンスは、条件のいい場所から順に収益率の高い広告が自動で配信される

Googleの公式のどこかに書いてあったはずですが、アドセンスは表示位置の条件のいいところから順に、収益の高い広告を配置してくれてます。

だから、最大3個まで配置できますが、無理して3個配置する必要はないわけです。また単純に、配置した数だけ収益が増えないようになっているわけですね。

他のサイトがやってるから、安全だとは思わない

Googleの立場になればよくわかるでしょう。違反をしているとしても、実際にはクリックがほとんどないところを摘発するのと、数万PVのある違反しているサイトを摘発するのでは、どちらが優先されるかということを。

またPV数が少ない場合は、統計的な手法はあまり使えません。クリック率が異様に高いということも十分あり得るからですね。

たとえばラスベガスのサイコロゲームで、偶数か奇数かをかけるゲームでも、10回ぐらい連続して偶数が出たりすることは結構あるわけです。しかし、投げる回数が多くなれば、そういう偏りが平均化されて、大体半々になります。

1万円近くなると、急にポリシー違反を指摘されたとかそういう事例が検索でも見つかるのは摘発の優先順位のようなものだと思います。

アドセンスを貼ったサイトを放置しない

表現は難しいですが、アドセンスを貼ったサイトは後から撤去できるようにしておかないと面倒なことになります。

たとえば、無料ブログをやっていてアドセンスを貼っていましたが、閉鎖するよりは放置のほうがマシだと考えてそのままにしておく場合です。放置していても、ログインIDやパスワードなどをちゃんと覚えていて、撤去できるのなら問題ないのですが、そうでない場合は撤去ができません。

撤去できないアドセンスにたいして、違反を通告されると面倒だということです。
また、URL自体を忘れてどれかわからないということもあり得ます。

ドメイン(サブドメイン)形式のブログならこちらで調べられる可能性がありますが、アメブロなどのようにサブフォルダ形式だと、Googleにどれか聞かないとわからないと思います。教えてもらえるかどうかは不明です。

広告の表示を許可したサイト

アドセンスの管理画面に、「広告の表示を許可したサイト」を設定するところがあります。これは設定しておくほうが私は良いと思います。

ここに指定したサイト以外でアドセンスが表示されてクリックされても収益にならないという設定です。
ただし、許可されたURL以外で表示された場合は、管理画面に警告がでますので設定したからといって不利にはならないと思います。設定し忘れても早い段階で指摘されるからですね。

お客様の広告は、承認していないウェブサイトに最近表示されました。収益の損失を防ぐには、アカウント設定にアクセスして、広告を表示するサイトを承認してください。
こんな感じのメッセージが上のほうに目立つように表示されます。
またURLの分かるので、そのURLを追加するだけの作業になります。

Googleは自動で収益をできる限り最適化してくれると思って問題ない

個人的には、Googleは自動で収益をできる限り最適化してくれると思って間違いないと思います。だから、変なことをする必要はあまりないと思います。

また、コンテンツマッチ(記事の内容にあった広告)に、インタレストマッチ・行動ターゲッティングが導入されていますので、コンテンツの内容にもそれほどこだわる必要性さえもないかと思います。

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