Windows7でCanon BJC-80vを使う（USBパラレル変換）

Lenovo G560でCanon BJC-80vのプリンターを使いたいと思って1年前に挫折したのですが、「BJC-80vもWindows7 で使うために: 旅行書士雑記帳」を見つけたので再度チャレンジしてみました。

・Windows7（64ビット）
・キャノンのプリンター BJC-80v
・Windows7のドライバーがない
・プリンターポート（パラレルポート）

キャノンの古いプリンターはほとんどがWindows7のドライバーを出しておらず、またXPのドライバーなどは使えないことが多いようです。しかし、キャノンの海外モデルはなぜかWindows7のドライバーを出してることが多いのです。１年前も海外モデルの同モデルに近いドライバーを使って挑戦したのですがうまくいきませんでした。しかし、今回のやり方でやるとあっさりとうまくいきました。

最近のノートパソコンには、プリンターポート（パラレルポート）がついてません。そこで、USB-パラレルポート変換するケーブルを使います。これも１年前に使ったときに動作が不安定だったのですが、プリンターのプロパティで「双方向サポートを有効にする」のチェックをはずすと、動作するようになりました。

変換ケーブルですが結構問題もあるようで、一時期は楽天オークションなどで捨て値で出品されてました。

・USB-プリンタ変換ケーブル（楽天オークション）
・USB-プリンタ変換ケーブル（楽天市場）
・USB-プリンタ変換ケーブル（ヤフオク!）

私が使用したのは、「USBをパラレル（アンフェノール36ピン）に変換　変換名人　USB-PL36」という製品です。個人的にはお勧めしにくい感じの商品です。

同じような方法で、ほかのキャノンのプリンターをWindows7で使えるようになるかもしれません。

Windows7でBJC-80v使う方法

1.「デバイスとプリンター」→「プリンターの追加」→「ローカルプリンターを追加します」を選択

2．「既存のポートを使用」→「プリンタードライバーのインストール」→「WindowsUpdate」を選択。環境によっては、プリンター一覧が出てくるまで時間がかかる場合がある。

3.BJC-80vの海外モデルであると思われる、BJC-80をインストール

4.windows\system32\driverstore\filerepositoryに新しくできるフォルダを、任意の場所にコピーする。
今回は、prnca005.inf_amd64_neutral_XXXXXXXXという感じのフォルダがそうです。

※フォルダ名は以下のようになります。
■Windows7　64bit版
prnca005.inf_amd64_neutral_XXXXXXX
■Windows7　32bit版
prnca005.inf_x86_neutral_XXXXXXX

5.コピーしたフォルダーの「princa005.inf」をメモ帳で開いて、[Canon.NTamd64]のところの「Canon Bubble-Jet BJC-80」を「Canon Bubble-Jet BJC-80V」に書き換えて保存。海外モデルのプリンターを日本語モデルで使うコツはここだと思われる。

6.1で行ったようにプリンターの追加で今度は「ディスク使用」を選択してコピーしたフォルダーの「princa005.inf」を選択してインストールする

7.USBパラレル変換で使うために、プリンターのプロパティの「双方向サポートを有効にする」のチェックをはずす。

8.プリンターを「USBをパラレル（アンフェノール36ピン）に変換　変換名人　USB-PL36」を使ってパソコンに接続。USBパラレルポート変換のドライバーはWindows7が標準で持っているようで接続するだけでインストールされる。「IEEE-1284 Controller」と表示される。


はがきは、用紙サイズの指定で「Canon 4"x6"」を選択すればよいと思われます。
Windows7（32ビット）でも同様の方法でOKでした。
上記の4のフォルダは、prnca005.inf_x86_neutral_XXXXXXXX感じでした。