やり方
Wordpressのwp-adminというディレクトリ(フォルダ)に.htaccessというファイルを置く内容は以下のようなもの
Order Deny,Allow
Allow from 192.168.0.1
Allow from 192.168.0.2
Deny from all
この例だと、「192.168.0.1」、「195.168.0.2」の2つのIPアドレスからのアクセスのみ許可されます。
今回は、ここに、日本国内のIPだと思われるものを書くことになります。
日本国内に割り当てられているIPの一覧自体は、以下から判明します。
APNIC(Asia Pacific Network Information Centre)が割り当ててるIPアドレスのリスト
http://ftp.apnic.net/stats/apnic/delegated-apnic-latest
自分で作成するのは面倒なので、以下のサイトを利用することにしました。
IPアドレスで日本国外(海外/外国)からのアクセスを制限する.htaccess CGI's
上記のページで「.htaccessダウンロード」というボタンをおすと、.htaccessファイルが入手できます。
Order Deny,Allow
Allow from 国内IP01
省略
Allow from 国内IP99
Deny from all
ダウンロードしたファイルをみれば、上記のようになっていることが確認できるかと思います。
国内割り当てのIPを全て許可して、それ以外は拒否となります。
ファイルを制限するには?
<Files wp-login.php>
Order deny,allow
Deny from all
Allow from 111.222.33.44
Allow from 111.222.33.55
Allow from 111.222.33.81
</Files>
特定のファイル(PHP)を制限するにはこういう感じで・・・。
この例だと、wp-login.phpのアクセスが制限されます。(wp-login.php = WordPressのログイン画面)
注意
・ローカルIPとグローバルIPとを勘違いしないように・・・・今回は問題ないですが、日本国内だけのアクセスにしようとしても、Google botなどを許可するのを忘れないように。
・WEB(ブラウザ)からのアクセス制限で、FTPなどはアクセスできます
・許可されていないIPからは、本当に管理画面に入れなくなるので、注意してください。
「その他」項目のレンタルサーバーなどで導入されているような、機能をOFFできるような仕組みを作っておけば安全かと思います。
その他
国外IPアドレスからのアクセス制限が実施されてるようなので、個人でもやったほうが良いのかな?と思ったので記事にしてみました。「WordPressの管理ツール」に対するセキュリティ向上を目的とした国外IPアドレスからのアクセス制限の実施および「WordPress国外IPアクセス制限」機能の追加について
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「WordPressの管理画面」に対するセキュリティ向上を目的とした国外IPアドレスからのアクセス制限の実施および「WordPress国外IPアクセス制限」機能、「管理ツール(ダッシュボード)の国外IPアクセス制限」機能の追加について
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4月9日にNTTレゾナントとイーブックイニシアティブジャパンが、不正ログインに関する調査の追加報告を行った。両社は初期の報告で、IDやパスワードの文字列の組み合わせを総当たりで試す「ブルートフォース攻撃」の可能性を挙げていた
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