4月頃に見かけてすぐに売れ切れて、昨日見たら白の方だけまた販売されてました。
4月の時にもすこし検索で調べたのですが、再度調べてみました。
たぶん、お値段相当で、お勧めではないと個人的には思います。
回路関係について
ICはHT4928Sが使われていました。
他のサイトを見ると違うチップが使われているとの情報もあったので、その時によって安いものを仕入れているのでしょうか?
チップセラコンは2つとも6.8uFでした。
最近のコンデンサは小型高容量化が凄いですね。
ちなみに充電端子と出力端子は共通ピンなので、説明書にも書いてありましたが同時使用は厳禁です。
ところが出力が数秒おきに2V程度まで落ちます。
充電検出のための仕様らしいですが、これでは直接マイコンの電源に使ったりは出来ませんね。
ダイソーのモバイルバッテリーを分解! - 続・進め!GK隊!!
・充電端子と出力端子が内部でつながっている
・数秒おきに2V程度まで落ちる
微妙そうな感じが・・・。
専用IC・HT4928S のほかに、実質的にインダクタ1つとコンデンサ2つのみで動いていて、LEDは電流制限抵抗すらチップに内蔵してしまっているという、この手の商品のまさに究極形のようです。
しかし、この3代目は 4.5V を割り込んでます。
それもそのはず、800mA 出力をうたってる部品が使われているのですから、1000mA の出力はできなくて当たり前。
逆流問題を考えても 素人さんが買うべきじゃない という結論に達しました。
3代目・ダイソー300円モバイルバッテリーがデンジャラス仕様に - ブログ/こばさんの wakwak 山歩き
詳細理解できないけど、僕もなんとなくそう思う。
1代目:2016年10月
・ダイソー 300円 2000mAh モバイルバッテリー 直ちに分解 - ブログ/こばさんの wakwak 山歩き
2代目:2016年12月
・ダイソーモバイルバッテリーの中身が変わった! - ブログ/こばさんの wakwak 山歩き
ダイソーの300円のモバイルバッテリーですが、今売っているのは3代目らしいです。素人目でみても、だんだん簡素化(悪く?)なっている感じが・・。
2000mAhの容量は本当なのか?
takachanさんのツイート: "ダイソーで2000mAhと称するモバイルバッテリーが売ってた。 サイズ的に、「もしや…?」と思い買ってきて開けてみたら、案の定18650(生の)が入ってた。 しかし、18650とコンバータとケースと、加えてストラップにケーブルまで付いてどうして300円で作れるんだろう。 https://t.co/LoROxX5M4p"・リチウム電池の規格としては、2000mAhというのは本当そう中身が18650ですから、2000規格のセルは世の中にゴロゴロしてます。18650で2000ならむしろ少ない方で、同じサイズ規格セルで3000オーバーもたくさん存在します。
— takachan (@mrfjapan) 2017年4月30日
が、このダイソー版は「ホントに2000あるのか」の方が問題でしょうなwセルだけ精密測定してみますかw
・検品で通らなかったバッテリーを再利用してる可能性はあると思う
こんな感じだと思う。
たぶん、実容量としては、2000mAhない可能性のほうが高いというか、99%ないと個人的には思う。
取扱い説明書によると「iPhone6Sで70%充電する事ができる」とある。iPhone6Sは1,715mAhなので1,200mAhは充電できる仕様である。しかし実際にはiPhone7のバッテリーは1,960mAhであるから、842mAh前後しか充電できていない事になる。
モバイルバッテリーの容量が2,000mAhで、充電ロス(電圧変換ロス)を多く見積もって30%としても1,400mAhは充電できる事になるので、中華製の安いセルか電圧変換回路の性能が恐ろしく悪いのだろうと容易に想像できる。
100均のダイソーで買える2000mAhのモバイルバッテリーの充電能力を検証【レビュー】 | スマホLABOホンテン
1代目の検証結果が上記にかかれているのですが、850mAh程度のようです。
・実際の容量を7割と仮定:2000mAhx70%=1400mAh
・変換効率を60%と仮定:1400mAhx60%=840mAh
70%とか60%とかは適当に・・・。
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