【おすすめサイト】拳銃稼業~西海岸修行編

  • 投稿 : 2018-11-12

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拳銃稼業~西海岸修行編

ラスベガス旅行に行く前にいろいろ調べてた時に見つけたものです。今読んでも、なんとなく文章から感じる雰囲気が好き。読み物としても結構楽しめると思う。コラム風になっていて、全58回です。

デザートシューティングの催行は2017年11月に全て終了致しました。
長年のご支援、誠に有難うございました。
ツアー業務は全てハワイ(ホノルル)マークワンへと受け継がれます。
皆様のご来場、心よりお待ちしています。
デザートシューティングツアー | ラスベガスで屋外射撃!

プロフィールに書いているURLですが、なくなってたので「web.archive.org」で調べると、上記のような感じのようです。

ピックアップ

アメリカに渡る第一の目的は、ロサンジェルスからニューヨークまでのオートバイによる横断。だが、内心では密かに仕事を探してアメリカに永住しようと腹を決めていた。


'90年、バブル崩壊直後にあたるその春、私は自衛隊を除隊して、わずかとはいえ手にした退職金を持って日本を飛び出した。リュックの背中のポケットには、書道の先生に書いてもらった「南無八幡大菩薩」の色紙を入れた。信仰や宗教的な意味は特になかったが、「片道燃料で出発するから後が無いぞ」という自分への戒めのつもりだったのだ。

一回も海外旅行の経験がなく、英語も話せない、コネもない、特技もないというないないづくしの私だったが、それでも、なぜか自信にだけは満ち溢れていた。この身体中にたぎり立つようなエネルギーは、一体何だろう? 誰にもこんな時期があるとは思うのだが。
更新日2002/02/18 
第1回:日本脱出……南無八幡大菩薩|拳銃稼業~西海岸修行編

・自衛隊出身
・何も考えずにアメリカに

昔でいうとヤンキー気質な人たちはこんな感じだったと思う。

文章から受けるのは、結構、正直な感じがするので僕は好きだけど、実際はどうだか不明。自身を大きく見せる系の記述がほとんど見当たらない気がします。

文面中の'ドラフト(徴兵)'の文字が、目に入った。
「赤紙だ…。」
思わず辞書をバタンと閉じて、そのインパクトに思わず手が震えた。話には聞いたことがあったが、日本から来て僅か半年の私に届いた茶封筒は、徴兵登録カードであった。徴兵の対象は、米国に住む18歳から25歳までの男子であるが、永住権のない私さえもが、その中に入っていたとは驚きだった。

この時期、日本人の男子留学生にもこのカードが届いて国際的な問題になったこともあった。もちろん、留学生は徴兵の対象から外れているので問題はない。
更新日2002/11/21
第37回:徴兵の日:拳銃稼業~西海岸修行編

イラク戦争のころの話だと思う。

サンの言った、この言葉の意味で2ヵ月前のサイモン事件からの一連の事件の謎が、すべて解けた。そして、特に友人がなく、チャイナマフィアの一味として活動していた彼が、やけに不憫に思えた。
人間は、誰でもあやまちを犯すが、孤独は組織という言葉に翻弄され易い。米国で生まれた彼も、若いエネルギーを暗黒の社会で発散させてしまったようだ。


米国に住む若い日本人が体験するトラブルは、私のようにルームメイト絡みのケースが、非常に多いのが現状だ。しかも、互いに気心の知らない住人と一緒に住むことに、いかにリスクが大きいかを、命を狙われる寸前まで味わった。わずか半年間であったが、手痛い授業料だった。多少生活が苦しくなっても、これからは一人暮らしをしたい。心からそう思えてきた。
第44回:チャイナタウン・エレジー・6 ~決着 その2

哀愁を感じるような文体?が個人的には好きなのかも。

しかし、米国で知り合った日本の若者たちの多くは、何事も人に頼ることしか頭にない人が多いかった。身寄りのない外国では、人に世話になって当たり前という風に考えている。それどころか、最初から私を頼って米国を訪問して、上手くいかなかったことを人の責任にする者までいた。一人で何かを切り開いて突き進むようなガッツを見せてくれる人間は、まずいない。日本が余りに裕福になり過ぎたのだろうか…。
更新日2003/04/24
最終回:チャレンジ・スピリット~日本の若者たちへ:拳銃稼業~西海岸修行編

これなかなか難しいよね。

最近思うのは、人に頼るのは悪くなくて、相手が気持ちよく協力してくれるとか、不快感を与えないとかそういうのがあると、甘えるみたいなのもOKなんじゃないかなぁと思う。でも、コミュ力ないとそういうの無理だし、逆にコミュ力あると、人を便利に利用したがるよねというのはあると思う。

サイトが存在するうちに・・

いつまで存在するか不明なので、興味ある人は早めに読んでくださいね。今までこのサイトのことを忘れてたんだけど、調べ物をしてたらふと思い出したので・・。

「勘違いして、自衛隊(会社)をやめて、アメリカに行かないように・・」とか書きたくなるぐらい、若者なら文章をよんでそういう気持ちにさせるだろうなぁと思う。

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