【コンデジ選びの注意点】 動画撮影で、紫色の縦線が入る 【スミア現象、CCD】

  • 投稿 : 2013-04-28
  • 更新 : 2014-06-21

動画撮影で、紫色の縦線が入る、スミア現象

CCDセンサーを利用したデジカメ特有の現象だそうです。
コンデジの動画撮影機能に期待して購入を検討している人は要注意だと思います。

静止画でも出るみたいですが、デジカメの液晶に紫の縦線が出ていても写真にとると大丈夫なんですね。なんか処理してるんでしょうか?
動画の場合は、液晶画面にでていれば必ずそのまま紫の縦線がでてます。ただ、線が細め?薄目になってる気はします。

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こんな感じで、紫色の縦に筋が入る場合は、スミア現象とよばれるものです。故障でもなんでもなくて、CCD素子の特性だそうです。
最近の高解像度で取れるコンデジの動画だと、紫色のこの線がかなり目立ちます

そんなに頻繁には出るような感じでもないんですが、強めの光源に対して出ます。左側にも強めの光源があって、薄く縦に線らしきものがでています。通常の光源はこの程度だと思います。

また夜だけでなくて、昼間でもでます。

動画を縮小画像にしてるのでそんなに気にならないかな?と思う人もいるかもしれませんが、実際にはかなり気になります。左側のほうも動画でみると結構気になります。縦にくっきりはいるので、たぶん気になるんですね。

以前使っていたCCDのEX-V8では出てなかったような気がしたので、実際に試してみました。そうすると、そんなにはっきりしないんですが、確かに紫色の線らしきものがでています。ただ、それ以前に以前のデジカメでは、夜にきれいに動画が取れなんです。

EX-V8は「848×480 (UHQワイド/HQワイド)、/810万画素/1/2.5型正方画素原色CCD」という性能なのですが、これだと夜は、ノイズが入ってきれいに?まともに?取れないので、紫色の線らしきものを気にする以前の話でした。

LUMIX DMC-FX90の方は、夜もそれなりにキレイに写真も動画も撮れるが故、この紫色の縦線がでるのは結構ストレスになります。

裏面照射型CMOSセンサー

デジタルカメラに採用される撮像素子は、一般的に、CCDセンサーとCMOSセンサーの2種類。コンパクトデジカメでは長らく、技術的な面で高画質を得やすかったCCDセンサーが主流となっていたが、2009年、ソニーが従来のCMOSセンサーの進化形となる画期的な撮像素子を開発した。それが「裏面(りめん)照射型CMOSセンサー」なのである。
価格.comマガジン 「裏面照射型CMOSセンサー」の画質をチェック!
裏面照射型CMOSセンサーの場合は、スミア現象は起こらないそうだ。

動画の連続撮影30分制限

 しかしここで問題が起こった。あまりに高度な動画機能を搭載したデジカメは、欧州などに輸出される際に、関税ゼロのデジカメではなく、関税のかかるビデオカメラと認定されてしまう恐れがあったのだ。

 デジカメファンの間では「動画の30分縛り」などと言われている規制だ。たとえバッテリーに余裕があっても、メモリーカードに空きがあっても(※)、29分59秒で問答無用でムービー撮影が停止してしまうのである(もっと制限時間が短いモデルもある)。
デジタル製品WTO交渉はデジカメムービーの福音となるか - デジタル - 日経トレンディネット
コンデジの場合は、低価格路線なので全世界共通モデル?とかになってる場合が多く、30分縛りになっている機種が多い。コンデジの場合、バッテリーで1時間録画できるかどうかなのでそんなに使いが手が落ちるともいえないとは思う。

※わかりやすい動画とか写真を用意しようと思っていたら4か月もたってしまったので、わかりにくいままで記事にすることにしました。ゴメンナサイ。

追記:2014/06/21

こういう感じになる・・。
LUMIX DMC-FX90が、写真にするとどうも内部で補正処理?されてるみたいであまりこういう風にはならないみたいだけど、動画はこうなる。

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