UbuntuにOfiice2000をインストールする 【ワード、エクセル】

  • 投稿 : 2012-03-11
  • 更新 : 2013-05-12
Ubuntu 11.10 Desktop 日本語 Remix CD を用いて動作確認しています。

PlayOnLinuxの導入

UbuntuでWindowのソフトを動かすために「PlayOnLinux」を導入 【Wine】 」のように、PlayOnLinuxを導入してください。

私の環境では、バージョン3.8.8ではうまくいきましたが、バージョン4.0.15ではOfiice2000自体のインストールができませんでした。


Ofiice2000のインストール


インストールで、Office2000を選択してインストールをします。途中でCD-ROMを要求されるの指定します。これは別にフォルダでもよいです。ただし、指定した先のroot?(一番上)にsetup.exeがないとだめなようです。USBメモリーなどにコピーして、USBメモリーをマウントしても私の環境では動作しました。


インストール自体は日本語が化けます。あと、IMEがWineと相性が悪いみたいなのですが、PlayOnLinuxのこの方式でインストールする場合は、セットアップ中のどのファイルをインストールするかどうかの設定はすべて無視されるようで何を指定してもすべて?インストールされます。

インストール後?にエラーになりますが、インストール自体は正常にできていました。


ほかの方法で、IMEを外した状態でセットアップしたい人のために書いておくと、IMEはOfficeの共有機能のところにあり、日本語が文字化けしててもその場所は上記のようにわかります。


日本語入力のための設定

Word,Excel,PowerPointあたりは動作しました。Accessは無理なようです。ただ、日本語入力が変換確定まで一切表示されないので困ります。

UbuntuでWindowのソフトを動かすために「PlayOnLinux」を導入 【Wine】 の説明のように、レジストリーに以下の項目を追加することで改善されます。


HKEY_CURRENT_USER/Software/Wine/X11 Driver
“InputStyle”=”root”


こんな感じで、下の方に入力確定前も表示されるようになります。ただし、この位置で・・。
オフィスの新しいバージョンでもWineで実行する限り、今のところのこの制約があるようです。もちろん、レジストリの設定も全く同じでいけるようです。
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