【Ubuntu】RAMディスクを使う方法

  • 投稿 : 2020-10-18

メモリー上に展開される

tmpfsはUnix系OSにおける一時ファイルのための仕組みの共通名。tmpfsはファイルシステムにマウントされることを意図しており、これによりHDDをはじめとする永続性をもつ記憶装置の代わりに揮発性メモリに保存されるようにできる。RAMディスクに似ているが、あちらは仮想的なディスクドライブであり、ファイルシステムを内部に作成する必要がある点で異なる。
tmpfs - Wikipedia

tmpfsは、ファイルシステムの一種として位置付けられていますので、mountコマンドを利用してマウントすることができます。たとえば、
# mount -t tmpfs -o size=64m /dev/shm /tmp
のようにすると、/tmpディレクトリがtmpfsを利用してメモリ上に置かれることになります(/dev/shmはtmpfs専用のマウントポイント、sizeは最大容量を指定)。
tmpfs | Linux技術者認定 LinuC | LPI-Japan

厳密にいうとRAMDISKではないが、メモリー上に展開されるので、同じような感覚だと思う。

/tmp をRAMDISKに配置する

sudo gedit /etc/fstab

で、「/etc/fstab」ファイルを編集

tmpfs /var/log tmpfs defaults,noatime,size=64m 0 0
tmpfs /var/tmp tmpfs defaults,noatime,size=64m 0 0
tmpfs /tmp tmpfs defaults,noatime,size=512m 0 0

上記の3つを追加して、Ubuntuを再起動させる

/dev/shm

標準でtmpfsとしてマウントされているディレクトリ/dev/shm/は(スティッキービット付きの)属性1777となっていて、誰でもこのディレクトリ以下に書き込みが可能で、かつ自分がこの中に作成したものは管理者以外には消されないようになっている。
一般ユーザのfreedesktop.org準拠アプリケーション向けキャッシュディレクトリをメモリ上に配置する - 試験運用中なLinux備忘録・旧記事

スポンサーリンク