Windows11/10/8.1/7でPC98時代のソフトを動作させる 【PC98エミュレータ】

  • 投稿 : 2012-06-19
  • 更新 : 2022-04-17

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PC98というのは、MS-DOS時代のPC9801やPC9821シリーズパソコンのことです。

追記:2022/04/17
T98NEXT20100525版で
Windows11で動作しました

追記:2016/01/26
T98NEXT20100525版で
Windows10で動作しました

追記:2015/06/30
T98NEXT20100525版で確認しました。
Windows 8.1 ->動作した

T98-Nextとダウンロード先

T98-Next
http://akiyuki.boy.jp/old/t98next/index.html
XPまではこれで動作してたのですが、Windows7では動作しないんです。

でWinodows7の暫定対応版は以下で配布されています。

T98NEXT20100525版
http://akiyuki.boy.jp/t98next/

T98-Nextの場合は、PC98のBIOSなどが必要なく、ソフトさえ持ていれば動作させることが可能です。
Windows7(32ビット、64ビット)で動作しました。

T98-Nextの使い方




そのままで使用できるのですが、「AeroのVSYNCに同期にチェック」と「CPUのクロック数」あたりを設定すると良いかと思います。あと、実機BIOSなしで動作するのですが、どうもサウンドは実機のBIOSがないと音がならないようです。

使い方は実機と同じ感じで、FDをさす代わりにFDのイメージファイルを指定します。赤い部分をクリックするとFDイメージを選択できる画面がでるのでそこで選択します。

EjectはFDの取出し。NEWはFDの新規作成(未フォーマット)または、FDドライブからの取り込みができます。



手持ちのソフトだと、一太郎(V4.3?)とかA列車で行こう3とか動作しますね。

FDイメージ作成

T98-Next機能を使用して取り込み(Windows7では未検証)
MS-DOSフォーマット以外のものは取り込めないかもしれない(未検証)
DiskExplorerのFDイメージ取り込み機能が使えると思う(未検証)

参考:
FD(フロッピーディスク)をイメージバックアップする
Windows7 SP1で本当にUSB-FDDが使えないのか?

仮想FDイメージ関連のツール

DiskExplorer

ダウンロード先:DiskExplorer -vector

FDイメージファイルの中を直接みれて、また中に含まれているファイルを取り出せます。
また、FDドライブからFDイメージの作成が可能です。

Virtual Floppy Image Converter

ダウンロード先:Virtual Floppy Image Converter -Vector

PC98エミュレータは数種類あるのですが、FDイメージファイルの形式が違うようです。このツールを使えば変換ができるのでどのFDイメージで保存していても大丈夫だと思います。

Virtual Floppy Drive

ダウンロード先: Virtual Floppy Driveプロジェクト -sourceforge.jp

WIndowsで仮想FDを使用するためのツール

FreeDOS(98) -互換DOS

ダウンロード先:http://silphire.finito-web.com/freedos/

MS-DOSが手元にないとかでお困りなら、FreeDOS(98)を使うなどの方法もあります。

PC98用のフリーソフト

MS-DOSまたは汎用ソフト -vector

このあたりに残っていると思います。
FreeDOS(98)がありますので、この組み合わせで昔のフリーソフトのゲームなども楽しめるでしょう。

EPSON チェックを外すソフト

DISPELL
ダウンロード先:DISPELL -vector

BIOSの吸い出し方

謎じゃむ配給場所
http://www.retropc.net/yui/np2tool/index.html

PC98実機があって、実機でMS-DOSをFD起動できれば簡単に吸い出すことは可能です。


プリンターを使用できるようにする方法

■■解決方法■■
環境について
A.使用したいプリンター:パラレルポート搭載機種で、NEC201モード機
B.Windows機にはUSB-パラレル変換器を接続
C.AとBが接続されている
D.BはWindows上からポートはUSB001と認識されている

やることは、
1.プリンタードライバーをポートUSB001で設定してインストールし、
2.プリンタを共有し
3.それをNET USE LPT1: \\PC名\共有プリンタ名
とするだけです。

そうすると、LPT1へのアクセスは「\\PC名\共有プリンタ名」へ
【プリンタドライバを介さずに】
データが流れていきます!パチパチ
web.archive.org:PC98エミュレータ プリンタ設定のキモ T98-Nextの場合 - 必ず得するかもしれない一言 - Yahoo!ブログ 2012年3月24日

・たぶん、USB001でなくても問題ない
・たぶん、USBでなくてパラレルポート直接でも問題ない?
・たぶん、PC-PR201モードをサポートしているプリンターでないと印刷できない

※この当時は、PC-PR201モードとESC/Pがあたっと思う

C:\>NET USE LPT1: "\\PC2012\HP Photosmart C4400 series"
コマンドは正常に終了しました。

C:\>NET USE LPT1 /delete
コマンドは正常に終了しました。

イメージ的には、プリンターを共有設定して、その共有プリンターにLPT1の出力をダイレクトにデータを流すという話だと思います。(当たり前ですが、)HP Photosmart C4400 ではダメでした。

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