・署名なしドライバをインストールする方法
ドライバーインストール後の対応方法をまとめましたので、それをみて、本当に使うかどうかの判断材料にしてください。あと、署名なしドライバをインストールする方法は他のサイトに書いてあるのと同じ手順です。
※Windows10(64bit)を想定しています。
ドライバーインストール後の対応
INFファイル | ドライバー本体 | 元の環境 に戻せる | |
ケース1 | 署名なし | 署名あり | o |
ケース2 | 署名あり | 署名なし | X |
ケース3 | 署名なし | 署名なし | X |
Windowsを安全に使えるのはケース1だけで、ケース2・ケース3ではWindowsの設定を変更したままで使う必要があります。
ケース1
・INFファイル 署名なし・ドライバー本体 署名あり
このケースでは、ドライバーをインストールした後は、元のWindowsの設定に戻して利用することができます。INFファイルはインストールするときだけに必要なファイル(情報)なので、その後は必要ないからです。元のOSの設定に戻しても、ドライバーの読み込みは、ドライバー本体のみで、その本体に署名があるので問題なく動作します。
ケース2、ケース3
ケース2はあまりないと思いますが・・。元に戻せるか? | |
UEFIのセキュアブート | o |
Windowsをテストモード | △ |
WindowsS起動オプション 「ドライバ署名の強制」を無効 | △ |
スマートスクリーン | o |
・常時利用したい場合 => Windowsをテストモードままで利用
・一時的に利用したい場合 => OS起動時に「ドライバ署名の強制」を無効化
利用形態としては上記のようになるかと思います。
テストモードか、「ドライバ署名の強制」を無効化のどちらかが有効でないと、ドライバーがロードされません(その機器は使えません)
追記:2016/09/24
>テストモードか、「ドライバ署名の強制」を無効化のどちらかが有効
この状態では、署名なしのドライバーが勝手にインストールされる恐れがあり、セキュリティ的に危険です。
>テストモードか、「ドライバ署名の強制」を無効化のどちらかが有効
この状態では、署名なしのドライバーが勝手にインストールされる恐れがあり、セキュリティ的に危険です。
署名なしドライバをインストールする方法
1.UEFIのセキュアブート(PCのBIOS設定)2.WindowsをテストモードをONに
3.WindowsS起動オプションで「ドライバ署名の強制」を無効にして起動
4.スマートスクリーンをOFFに
上記の設定を終えると、署名のないドライバーをインストールできるようになります。
C:\WINDOWS\system32>bcdedit /set TESTSIGNING ON
要素データを設定中にエラーが発生しました。
この値はセキュア ブート ポリシーによって保護されているため、変更または削除できません。
2から始めて、上記のエラーが出る場合は、1の設定が必要だと判断してやればOKだと思います。
1.UEFIのセキュアブート(PCのBIOS設定)
メーカーの起動ロゴが表示されている時に、[F2]などのキーを押すと立ち上がることがほとんどです。どのキーかは取説などを見てください。
2.WindowsをテストモードをONに
2-1 Windows10の場合、スタートボタンを右クリックするとメニューが出てきて、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択してください。参考:コマンドプロンプトを起動する方法 【Windows7/8.1/10,管理者権限】
2-2 テストモードをONにします
C:\WINDOWS\system32>bcdedit /set TESTSIGNING ON
この操作を正しく終了しました。
「bcdedit /set TESTSIGNING ON [改行]」を打ち込んで上記のようになればテストモードになっています。
元に戻すには、「bcdedit /set TESTSIGNING OFF [改行]」を実行してください。
3.WindowsS起動オプションで「ドライバ署名の強制」を無効にして起動
※ 画像は、3-4あたりから3-1 スタートボタンを押し、「設定」をクリック
3-2 更新とセキュリティ -> 回復
3-3 「PCの起動をカスタマイズする」から、「今すぐ再起動する」ボタンをクリック
3-4 「オプションの選択」で「トラブルシューティング」をクリック
3-5 「詳細オプション」をクリック
3-6 「スタートアップ設定」をクリック
3-7 キーボードの「7」を押す
これで、次回起動時は、 「ドライバ署名の強制」を無効の状態で起動します。再起動すると元に戻ります。
4.スマートスクリーンをOFFに
コントロールパネル->セキュリティとメンテナンス->Windows SmartScreeen 設定の変更で変更します。「Windows SmartScreeen 設定の変更」は左の欄に出てきます。
情報源
・Windows10で署名なしドライバをインストールする方法手順はここが一番分かりやすかったです。あと、なぜそれをする必要性があるのかも分かりやすかった気がします。
win10も上記のドライバーでいけるかと思ったのですが、win8以降はドライバーにデジタル署名が無いと通常インストールできません。
強制モードでインストールしても再起動すると無効化されちゃう。
で、結局たどり着いたのが下記方法
windows10 その2|裏庭Works|ブログ|ぶろ|みんカラ - 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・整備・燃費)
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