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POSIX準拠OSでWindowsアプリを実行するソフト「Wine」の最新版「Wine 6.0」が、1月14日に公開された。各種LinuxディストリビューションやmacOSなどに対応するオープンソースプロジェクトで、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。
「Wine 6.0」が正式リリース ~「WineD3D」のための「Vulkan」レンダラーが実験的に実装 - 窓の杜
Ubuntu 20.04 にしてからWineを試してなかったので、今回「Wine 6.0」になったので試してみました。
Wine 6.0をインストール
Ubuntu - WineHQ Wiki
https://wiki.winehq.org/Ubuntu
公式の説明どおりに、コマンドを実行していけば簡単に導入できます。はまるところもないようです
1. 32ビットアーキテクチャの有効化
2. リポジトリのキーの取得と追加
3. Wineのリポジトリを追加
Ubuntu 20.04なので上記のコマンドを実行
※公式の説明どおり、Ubuntuのバージョンによって、少し変わります。
Ubuntu 20.10 => groovy
Ubuntu 20.04 => focal
Ubuntu 18.04 => bionic
4. パッケージを最新に更新
ここまでがインストールするまでの準備ですね。
5. Wine 6.0 stableのインストール
上記コマンドで、インストールできます。
設定画面の出し方
うまくインストールできたかどうかは、設定画面を出すのがわかりよいと思います。
上記コマンドで、設定画面が立ち上がります。
設定画面を立ち上げた初回に、Mono と Gecko のインストールを要求されるのでインストールしてください。
Mono は .Netらしく,Wine 64bit版の場合はこれを導入するしかないようです。
Windowsアプリを動かしてみる
面倒なのでUbuntu(Wine)側でインストールしてないですが、ネットで検索する限りは、普通のインストールしても使えるようです。
秀丸エディター
Windows10にインストールしたものをそのまま持ってきます。「C:\Program Files\Hidemaru」フォルダをそのままUbuntuにコピーしてHidemaru.exe を起動させる。
・日本語表示OK
・日本語入力可
・ファイルの読み書きOK
オセロ
・問題なく動作してるように見える
・日本語表示OK
PhotoScape
Windows10にインストールしたものをそのまま持ってきます。「C:\Program Files (x86)\PhotoScape」フォルダをそのままUbuntuにコピーしてPhotoScape.exeを起動させる。
・日本語が文字化けしてる
・動作してるみたい
・画像ファイルの読み書きOK
文字化けを直し方
PhotoScapeが文字化けしてるので、それを何とかしてみます。秀丸は大丈夫なんですが、どういう差があるんでしょうね。
winetricksの導入
上記コマンドで、winetricksを導入します
winetricksでGUI(画面)が出てきて、メニューを選択して、いろいろ導入できます。もちろん、コマンドでも可能です。
直し方 その1
上記コマンドで、fakejapanese_ipamonaを導入すると、PhotoScapeも日本語表示できるようになりました
直し方 その2
こちらは、PhotoScapeの文字化けには関係なかったようです。
直し方 その3
こちらも、PhotoScapeの文字化けには関係なかったようです。
64bit/32bit
You are using a 64-bit WINEPREFIX.
Note that many verbs only install 32-bit versions of packages.
If you encounter problems, please retest in a clean 32-bit WINEPREFIX before reporting a bug.
winetricksを使ってると、こんなメッセージが出てきます。「WINEPREFIX」で検索かけてみるとよいかも?!
メモ
アプリのアンインストール
動画での説明
Windowsアプリの動作などは、動画のほうで確認してみてください。
私自身は、Wine はあまり使う気がないので、これ以上試さないとは思います。PhotoScapeが動作するので、ほか代用できるアプリがなければ、Wine経由で使うかも?!
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