「できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか? 」を読んでみた【著:臼井 由妃】

  • 投稿 : 2014-11-05

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「できない人も意外と、本屋で待ち合わせするんだけど?!」という意地悪な指摘はさておき、この本は、自己啓発系のノウハウ集としては、かなり役立つ部類の本かと思います。

若い人ほど、その効果は高いかと思います。ある程度の年齢の人が読むと、そうそう俺(私)もそうしているとか、そういう感じで納得できる箇所がそこそこでてくるとは思います。そういう人には、共感本となってしまうかと思います。

お勧めできるのは社会人経験5年程度までで、それ以上は、一部は実践している内容が含まれているかもと思います。

第1章 ヒットを生み出す発想法
第2章 結果を出し続ける人の仕事術
第3章 信頼される人の伝え方
第4章 お金の賢い使い方
第5章 1分で劇的に変わる時間術
第6章 夢がかなう人の考え方

目次(構成)は上記のような感じですが、1問1答式のような感じで、好きなところから、読んでいけばよいかと思います。実際、1問1答式で書かれています。

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画像引用 P84
ルールがかかれていて、その解説がかかれているという構成で、37個あります。
そして、最後の6章で、ルールでなくて「考え方」としてまとめが書かれています。

・No.04 つねに保険をかけておく
・No.13 やらないことリストをつくる
・No.14 電話は3分でおわらせる
・No.16 重要なことは仕事中に決めない
・No.17 悪い話は金曜の夕方にする

私の経験則から、同じことをしていたというのはこういうのがありました。
ほかいろいろルールがありますが、ルールが重要なのではなくて、その考え方が重要なので、そのあたりは誤解しないほうがよいかと思います。

ルールを使う条件とか、ルールを適用すべき場面とかそういう限定条件がある意味重要です。
それいがいでつかうと、効果がないどころか、逆効果です。

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画像引用 P174

最後の6章で考え方でまとめてるのですが、
「出番は必ず回ってくるので、そんなに焦るな」というのは、若い時に知っておいたほうがよいことかなと個人的には思います。

臼井由妃(うすい・ゆき)氏

臼井由妃(うすい・ゆき)
エッセイスト・ビジネス作家・経営者・講演家
33歳で結婚後、ガンに倒れた夫の後を継ぎ、専業主婦から健康器具販売の社長に転身。独自のビジネス手法で通販業界で成功を収め、多額の負債を抱えていた会社を優良企業に変える。その躍進がメディアにも紹介され、日本テレビ系「マネーの虎」(番組終了)に出演し人気を博す。
幼少期に吃音を患い対人恐怖症に陥った経験を克服し、講演活動も精力的に行っている。
理学博士・MBA・宅建・行政書士・栄養士等を短期に取得したことでも知られ、その勉強法には定評がある
《第250回新宿セミナー@Kinokuniya》『できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか?』(翔泳社)刊行記念 経営も人生も大事なヒントは全部「本屋」が教えてくれる 臼井由妃、今津美樹、権成俊 講演会(2014年12月1日) | 本の「今」がわかる 紀伊國屋書店

臼井由妃氏の本を読むのは、僕自身は初めてですが、いろいろ本を出している人らしく、定評があるようです。
軽いタッチで、読みやすい部類の本だと思います。



レビュープラスさん経由で、「できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか?この「ひと工夫」が一流の人生を作る。」をいただいて、本エントリーは書いています。
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