Ubuntu 18.04 LTS に Wine 5.0 をインストールする【2020/04】

  • 投稿 : 2020-04-05
  • 更新 : 2021-01-18

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Ubuntu 20.04 LTS (64bits)で動作確認しました POSIX準拠OSでWindowsアプリを実行するソフト「Wine」の最新版「Wine 6.0」が、1月1

某氏の猫空

Wine6.0が出たので試したのが上記リンク先の記事です。
インストールの仕方などは、あまり変わってません。

以下の記事は、Wine5.0です。

Ubuntu 18.04 LTS (64bits)で動作確認しました

Wine とは?

 POSIX準拠OSでWindowsアプリを実行するソフト「Wine」の最新版「Wine 5.0」が、1月21日に公開された。各種LinuxディストリビューションやmacOSなどに対応するオープンソースプロジェクトで、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。
「Wine 5.0」が正式リリース ~マルチモニター環境と「Vulkan 1.1」をサポート - 窓の杜

Ubuntu(Linux)でWindowsアプリが動作するようになります。Wine を知らない人がこの記事を読むとは思えませんが、念のため。

WineHQ - Run Windows applications on Linux, BSD, Solaris and macOS

Wine の公式サイトがやっぱり一番詳しい

参考

How to Install Wine 5.0 Stable in Ubuntu 18.04, 19.10 | UbuntuHandbook
Ubuntu 18.04 に Wine 5.0 を入れる備忘録

現時点では、依存関係の問題も解決(回避?)できてるようで、簡単に導入することができます。1つ目のリンクに従ってインストールするとOKだと思います。

Wine 5.0 の導入の仕方

1. 32ビットアーキテクチャの有効化

$ sudo dpkg --add-architecture i386

2. リポジトリのキーの取得(ダウンロード)

$ wget -nc https://dl.winehq.org/wine-builds/winehq.key; sudo apt-key add winehq.key

3. Wineのリポジトリを追加

$ sudo apt-add-repository 'deb https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/ bionic main'

bionic のところは、リンク先では以下のような感じになってます。今回は、Ubuntu 18.04 LTSなので、bionic にしてます。

※補足
bionic: Ubuntu 18.04 LTS
eoan: Ubuntu 19.10

http://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/dists/

4. 依存関係問題の回避

$ sudo add-apt-repository ppa:cybermax-dexter/sdl2-backport

5. パッケージを最新に更新

$ sudo apt update

6. Wine 5.0 stableのインストール

$ sudo apt update && sudo apt install --install-recommends winehq-stable

Wine の設定画面を表示する

$ winecfg

Wineの設定画面を出すには、端末(ターミナル)でwinecfgと打てば出てきます。

Windowsアプリを動作させてみる

インストールをしないで、exeファイルをただ実行させるという感じで簡単に確認しました。ネットで検索する限りでは、インストール(セットアップ)する系のアプリも動くようです。

オセロ

K-Reversi : Vector

途中で、xxがたりないとかいろいろ警告ダイアログがでてきますが、すべてキャンセルしましたが起動しました。

秀丸エディター

秀丸エディタ : Vector

Windowsにインストールしたものをそのまま持ってきます。「C:\Program Files\Hidemaru」のフォルダーをそのままUSBメモリーにコピーして、Hidemaru.exe を起動させるだけで動作しました。ローカルのファイルも読めました。

スポンサーリンク