「虫よけスプレー」の有効成分について調べてみた 【ディート】

  • 投稿 : 2012-07-07

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「虫よけスプレー、成分」で検索してみた

実際、私の手元にあるものをみると、塗るタイプもスプレータイプも「ディート」という成分が書かれている。
たぶん、ハーブ系?か何かの比較的安全そうなものから作られてるのかなと思ったら、そうではなかった模様。
確かに、効果はかなりあって便利なんだけど・・・。
どの程度の危険性なのか判断できないけど、まったくの安全だとはいえないということはわかった。

以下、検索結果の引用
ディートは成分名ジエチルトルアミドという名前で、
蚊やアブなど害虫に刺されるのを、撃退するのに使用されます。

開発の経緯は、1946年に米国陸軍によって開発された後、
ベトナム戦争の際、亜熱帯での野戦のためにアメリカ軍が開発した
農薬成分だそうです。
兵士が蚊に刺されてマラリヤなどに感染することを防ぐ目的で開発されました。

実際に、ジエチルトルアミドの成分名では、ホームセンターでは、
園芸用農薬として販売されています。

でも、殺虫というよりもむしろ、虫を撃退するような成分で、
毒性は低いとされ、(“ない”といういうわけではない。)
ディートはヒトの皮膚へ直接適用するように設計されています。

ただ、近年海外ではその毒性を懸念し、
カナダではカナダ保健省農薬管理規制局が2002年に厳しい規制を設けました。
EPA(アメリカ合衆国環境保護庁のこと) も
もはや子供に安全であるという製品のラベルを認めてはいませんし、
製品としても現在、15%かそれ未満の濃度のディートのもののみという限定で
認めています。

日本でもやっと一昨年位から、国民生活センターが
メーカーや行政に対し安全な使用方法・適切な使用量の表示や
安全性の検証に取り組むよう要望書を提出した結果、
その2ヵ月後には、日本の厚生労働省もカナダなどの指針に沿い、
1昨年より、生後半年以下の乳児には使わないよう
使用上の注意に表示させる方針を決めました。

また、虫除け剤にディートの濃度、使用量の上限などを明示することや、
毒性を調べる動物実験を国内で行うことなどを義務付けています。
「夏に気になる!虫除けスプレー」【週刊ウンチク】 - ISICOお店ばたけブログ
■結果
•消費者アンケートでは、約9割が「虫よけ剤」を使用した経験がある。また、子供については約6割が2歳未満から使用していたほか、屋外で遊ぶ際は9割以上が使用していた
•医薬部外品のディート濃度は、銘柄間で差が大きく医薬品に近いものもあった。しかし、医薬部外品のほとんどにディート濃度を示す表示がなかった
•商品タイプで付着の様子に特徴があり、エアゾールタイプは付着効率が悪く、粒子も小さいため、吸入することが考えられた
•モニターテストの結果、使用量は人によって差があったため、付着ディート量がメーカーの想定値を下回る場合と、高い頻度で使い続けるときに注意が必要である場合も見られた
•パッケージに乳幼児、子供のイラストや、「赤ちゃん、乳幼児、小児にも安心」の表示があったが、メーカー等への調査では、乳幼児は「使用を控えた方がよい」との回答もみられた

■消費者へのアドバイス
•特に乳幼児等は「虫よけ剤」を習慣的に使用するのではなく、必要な場合に限り使用する
•エアゾールタイプは付着効率が悪く粒子の吸入が考えられるので、子供への使用は一旦手にとるなどの工夫をしたほうがよい。また、テスト結果を参考にし、より安全に使用できるようタイプの特徴を考慮して選ぶとよい
•乳幼児にはより安全に使用するため、手や顔への使用を控えるとともに、長袖、長ズボンの着用などで露出部を少なくするなどの工夫も考える
•医薬部外品のディートの濃度は銘柄による差があり、中には医薬品に近いものもみられたので、医薬部外品であっても医薬品と同様に使用量などの取扱いに注意しよう
虫よけ剤-子供への使用について- (発表情報)_国民生活センター

皮膚に塗るので・・

口から摂取するものや、呼吸などから体内に摂取するものは危険だと思う人は多いと思うが、皮膚に塗るものが体内まで吸収されることを知らない人もいるのではないか?と思います。

私の知識が正しければ、皮膚に塗るものでもその成分が体内とか血液中にまで浸透します。もちろん、口から摂取した場合よりも弱め?なのは確かです。

以前、インドメタシンの湿布薬が非常によく聞くので調べた時に、これを貼るとインドメタシンの血中濃度が上がるため効果があるという話だった記憶があります。

ディート成分が含まないもの

ハーブ系の成分を使ったものはないか?と思って調べたらこういうのがありました。
植物由来なのは事実ですが、それと毒性はまた別物ですけどね。
シトロネラの効果を使ったものだと思います。虫よけの効果はあるとおもいますが、比較的弱めだと思います。

興味ある方は、Amazonや楽天市場のレビュー等を参考に・・・

男親と女親の違い

たとえば、小さな子どもが、火に向かって歩き出したとしましょう。
母親の場合、その瞬間、さっと子どもを制止し、「火に近寄ると危ない」と、言葉で教えることが多いのではないでしょうか。

父親の場合、子どもがどこまでやるのか、しばらく見守ることが多いのではないでしょうか。
少々の火傷ならしたほうがいいと、ぎりぎりまで見守ることが多いのではないかと思います。
極端に言えば子どもが火に触れて、痛い思いをして泣いて戻ってくるときに、それを受け止めて、用意しておいた氷で冷やす……みたいな。
「火は危ない」ということを失敗体験から学ばせるのです。
第14回 男親と女親の違い(2) イクメンおおたとしまさの 「男の子」育て・男の「子育て」 - MSNドニッチ!
男親のほうが、割り切り?すぎてる傾向が高いような気がします。それが、逆によくないこともあるような気が最近します。「虫よけスプレー」にしても危険性は低いというのは本当だと思うけど、でもそんなに簡単に割り切れて理解できるのも、微妙だなと思います。

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