【ViewSonic】X10-4K プロジェクターを試してみた【100型大画面をお手軽に楽しめる】

  • 投稿 : 2019-12-19

本記事は広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

[ PR ViewSonic ]

・1.77mで100型投映
・Androidベースの独自OS搭載
・ランプフリー(LED光源)
・Harman Kardonのスピーカーを搭載
・スタイリッシュなデザイン

公式=>X10-4K 4K UHD 短焦点スマートLEDプロジェクター - ViewSonic JP
日本語の取説=>X10-4K User Guide (Japanese) PDF

本体質量約4.1kg
外形寸法 (WxHxD)261 x 271 x 166 mm

ViewSonicさんから「X10-4K」をお借りして、1週間ほどいろいろ試しています。興味ある方は、「日本語の取説」をまず読むことをお勧めします。

2019/12/19より新発売

米国発の総合ディスプレイ機器メーカーであるビューソニックジャパン株式会社(本社:東京都台東区)はホームシアタープロジェクターの新製品として、4K UHD HDR対応 DLP短焦点スマートLEDプロジェクター「X10-4K」を12月19日より新発売いたします。

X10-4Kは、約1.77mの距離から100型の大画面を映し出すことができる、短焦点プロジェクターです。

さらに、X10-4Kはクリアで迫力のある音声を楽しむことができる、Harman Kardonのスピーカーを搭載いたしました。外付けのスピーカーを準備しなくても、この1台で劇場レベルの迫力のある映像と音声を手軽にお楽しみいただけます。また、WiFi、Bluetooth機能も搭載しており、スマートフォンからのミラーリングや、Bluetoothスピーカーとしてもご使用いただくことが可能です。
Harman Kardonスピーカー搭載。約1.77mで100型が投写可能な 4K UHD 短焦点スマートLEDプロジェクターを12月19日(木)より新発売 - ニュース - 会社案内 - ViewSonic JP

試してみてから、公式の上記ページを見つけました。「うたい文句通りです」というのが私の感想です。期待を裏切らないと思います。

参考:
ASCII.jp:ViewSonicがType-C接続の液晶や4Kプロジェクターを展示 (1/5)|COMPUTEX TAIPEI 2019レポート

ViewSonic

1987年にカリフォルニアで設立され、昨年(2017年)に創立30周年を迎えた米国のディスプレイメーカー、ViewSonic。日本市場にはCRTモニター時代に参入したが、その後撤退。しかし、2015年より再参入を果たし、2017年からは幅広い製品ラインナップを揃え、新体制で再スタートを切っている。
【特集】米液晶ディスプレイメーカーViewSonicが日本市場再参入! ~3万円を切るカラーマネージメント対応ディスプレイなどを展開 - PC Watch

米国では知名度のあるディスプレイメーカーです。最近は、NTT-X storeとかでも普通に見かけるので、日本でも知る人ぞ知るメーカーになりつつあると感じてます。

[ PR ViewSonic ]VP2468 23.8型 ハードウェアキャリブレーション対応フルHDカラーマネージメントディスプレイ■おすすめポイント・23.8型モニター/

某氏の猫空

液晶モニターは、性能のわりに販売価格が控えめに設定されていることが多く、結構、お得感があります。「VP2468」を使用した限りでは、性能的にも満足できるものでした。

[ PR ViewSonic ]PX727-4K 4K UHD HDR対応 DLPホームシアタープロジェクター -ViewSonic・暗部描写のキレイさ・映像から感じる

某氏の猫空

プロジェクターでは、日本でもそれなりの知名度のようで、購入の選択肢の1つとして考えてる人が多いですね。以前、試用した「PX727-4K」ですが、価格.com等で評判を見てみれば一目瞭然かと思います。

1.77mで100型投映

6畳の部屋(2m60cmx3m35cm)

60インチ:距離 1m10cm (135cm x 78cm)
90インチ:距離 1m65cm (196cm x 110cm) <=写真の位置
115インチ:距離 2m15cm (250cm x 145cm) 

試してみると、すごいですね。分かりやすく畳の部屋で写真は撮りましたが、実際にはリビングで利用しました。部屋の中央に置いてあるリビングのローテーブルに置いて投影するだけで100インチ弱の大画面で見ることができます。

プロジェクターと同じぐらいの位置(横か後方)からみると、100インチだと視野全部がおおわれて、臨場感が半端ない感じです。

底面には、2段階の傾斜をつけれるスタンドがついています。床に置く時は一番右側で、ローテーブルに置く場合は中央にすると、ちょうどいい具合になりました。よく考えられてると思います。あと、台形補正(縦方向)は自動でやってくれます(手動でやることも可能)。

光源もれ、ファン音

騒音レベル標準 30dB / Silence 26dB

・起動が早い
・電源OFFも早い

ランプフリー(LED光源)だからか、本体からの光漏れもなく、ファン音もかなり静かです。ただ、本体はノートPC程度には発熱するようで、6時間連続使用すると、温かくはなります。ランプと違って、電源OFFしてすぐにコンセントから抜いても大丈夫そうです。

映像、スピーカー

投写方式 DLP 0.47型DMD 4K-UHD
明るさ 2400 LEDルーメン
コントラスト比 3000000:1 
スピーカー8W x2 (Harman Kardon)

投写方式は、「PX727-4K」と同じだと思います。感覚的には、X10-4K のほうが鮮明な感じがします。DVD画質未満のものは明らかに見るのが厳しいです。たぶん、短焦点で画面が大きくなるので粗が目立ちやすいとかそういう単純な話なのかもしれません。

音は、PX727-4Kよりも明らかによいです。さすが「Harman Kardonのスピーカー」というところでしょうね。あと、短焦点なので狭い部屋で楽しめて、かつスピーカー位置も、視聴位置に近いので、それほど出力がなくても大音量に聞こえるというのはあるかとは思います。

画質と音質は、設定画面があって、好みにあわせて調整することが可能でした。

洋画の暗い場面もきちんと再現できてるようなので、明るさもコントラストもこれで十分じゃないかなぁと思います。

※補足
色温度は、映画(6500K)、TV(9300K)、ゲーム(9300K)に初期値はなっていたと思います。日本のTV放送は、9300Kです。赤っぽく(青っぽく)感じた場合は、色温度の設定が妥当かどうかを見てみるとよいかも。

Androidベースの独自OSを搭載

アプリをインストールすることなく、ファイラーから動画を選んで再生することも可能でした。サポートしているファイル形式は取説(P57)に書かれていて、tsファイルをはじめ一般的な映像ファイルが再生可能です。また、apkファイル経由で、VLCアプリをインストールできてるので、たいがいのファイルはこれで再生できると思います。

あと、Office形式のファイルも読めることも取説(P57)に書かれていました。パワーポイントファイルで試したところ、WPS Officeらしきものが立ち上がって表示されました。

アプリのインストール

・AptoideTV アプリストアから導入
・USBメモリー(SDカード)のapkファイルから導入

取説(P51)でも、標準で搭載されているファイラーからapkファイルを選んでインストールできる旨は書いていました。

・AptoideTV にあるアプリが意外と少ない
・AptoideTV にあっても動作しないものがある
・apkファイル経由でインストールしても使えないアプリがある

少し試してみる限りではこんな感じです。

apkファイルでGyaoはインストールできましたが、root化された端末ですと表示されて起動しません。AbemaTVは、問題なく動作してるようです。

Androidの内部スペック

・4つのコアプロセッサ
・2GBのメモリ
・16GBのストレージ

上記の3つはメーカーが公式に公開している情報です。

AIDA64アプリで確認してみると
・4x arm cortex-A53 1500 MHZ
・Android 6相当
のようですね。

スマホ(iPhone、Android)から画面ミラーリング

・iPhoneSE (iOS 12)
・Android one s1 (Android 9)

で確認しました。操作自体は簡単です。映像も音も、プロジェクターから出るようになります。

うまく行かない場合もあるみたい

iPhoneAndroid
Youtube
AbemaTV
Gyao×

iPhoneのGyaoアプリだけ、上記のようなエラーがでてうまく行きませんでした。

Youtube、AbemaTV、Gyao(Androidのみ)は、問題なく画面ミラーリングできて、プロジェクターの大画面で楽しめました。お手軽でいいですね。

Bluetoothスピーカー

本体内部のスピーカーを「Bluetoothスピーカー」として使うことも可能です。

・iPhoneSE (iOS 12、Bluetooth Ver.4.2) =>OK
・Android one s1 (Android 9、Bluetooth Ver.4.1) =>NG
・Tone m15 (Android 6、Bluetooth Ver.4.1) =>OK

iPhone SEではペアリングに成功して、動作しました。Android系は、複数出てくるみたいで、ヘッドフォンマークのものを選ぶとうまくペアリングできます。それ以外を選ぶとペアリングコードが表示されて失敗するようです。

Android one s1 では、ヘッドフォンマークのは、候補にでてこないんですね。理由は分かりませんが、ベアリング出来ません。

USB端子にいろつながる

・USBハブ 
・ゲームパッド(USB)
・キーボード
・マウス
・USBメモリ
・USB3.0 HDD

このあたりは問題なく、つながって動作してます。

また、NTFSフォーマットしたHDDの動画ファイルも読めています。NTFSがOKなのは、取説(P56)にも書かれてるので大丈夫でしょう。

HDMI端子につなげて、普通のプロジェクターとしても使える

4K出力できる機器が、Android TV BOXとThinkpad E580しか手元にないので、とりあえずつないでみました。HDMI経由で4K接続されてるようです。Windows10からは外部モニター扱いで認識されてます。文字も鮮明に表示されてました。

主要スペックのまとめ

投写方式 DLP 0.47型DMD 4K-UHD
解像度4K UHD (3840x2160)
明るさ 2400 LEDルーメン
コントラスト比 3000000:1    
色再現性10億7000万色
光源RGBB LED
投写レンズF=1.8, f=8.5mm
オフセット100% +/-5%
画面サイズ30型 - 200型
台形補正 +/- 40° (垂直)
光学ズーム 固定
騒音レベル標準 30dB / Silence 26dB
対応解像度VGA(640 x 480) to 4K(3840 x 2160)
ストレージ容量16GB (12GB 利用可能)
光源寿命標準:約30,000時間

日本語対応していない部分

取説にも書かれてますが、音声コントロールに関しては、言語に日本語を選択すると機能しません。また、「Amazon Alexa」「Google Assistant(Google Home)」も日本(日本語)では機能しませんでした。

X10-4Kには、現在の市場で最新の音声認識サービスが組み込まれています。 Amazon AlexaとGoogle Assistantを使用して、あなたの声でプロジェクターを制御します。
* 英語環境下での英語対応のみとなり、日本語には現在のところ対応しておりません。.
X10-4K 4K UHD 短焦点スマートLEDプロジェクター - ViewSonic JP

vRemoteスマホアプリ

カテゴリ: ツール
販売元: ViewSonic Corporation
価格: Free

・メールアドレスとパスワードの登録必要
・付属のリモコンでできる事が、スマホのアプリでもできる

こちらは問題なく動作しました。HDMIの切り替えとかは、リモコンよりも、こちらのアプリのほうが僕は使いやすかったです。

正規販売店

並行輸入品はサポート対象外になるので、購入時には注意してくださいね。「シリアルNoで判別可能」なので、本当に受け付けてくれないと思います。

ちなみに、下記EC店舗がビューソニックジャパン様の正規販売店となります。
・ドスパラ
https://www.dospara.co.jp/
・NTT-X store
https://nttxstore.jp/
・ひかりTVショッピング
https://shop.hikaritv.net/
・イートレンド
https://www.e-trend.co.jp/

最後に

上記のYoutube動画をみても、「リビングのローテーブルにおいて、ソファーに座りながら楽しむ」ことを想定した作りだと思います。

日本の狭い部屋で、お手軽にシアター気分を味わうのに、最適な機種では?と思います。短焦点なので、ゲームするとかも楽しいかもと感じました。視野一杯に画面(映像)が広がる感覚が、ものすごくよいです。

あと、ささいなことだけど、お客が来た時などに、簡単に片づけられるというのはポイント高いかもと思います。

[ PR ViewSonic ]
スポンサーリンク