【Ubuntu】CrystalDiskInfoに似た「CrazyDiskInfo」を使う

  • 投稿 : 2021-05-29

CrazyDiskInfo

Windowsで定番となっているCrystalDiskInfoのデザインを意識したテキストユーザーインタフェース(TUI)が特徴で、「CrystalDiskInfo」のLinux版とも言えるツールだ。
ディスク情報ツール「CrystalDiskInfo」のLinux版? 「CrazyDiskInfo」が公開 - 窓の杜

このアプリを使う為には、ビルドしないと駄目なんですが、ビルド自体は簡単です。

ダウンロード

GitHub - otakuto/crazydiskinfo: CrazyDiskInfo is an interactive TUI S.M.A.R.T viewer for Unix systems. https://github.com/otakuto/crazydiskinfo

上記からファイルを入手してください

ライブラリ導入

sudo apt-get install libatasmart-dev libncurses5-dev libncursesw5-dev

必要なライブラリーを導入してください

ビルド その1

mkdir build
cd build

上記の所に、buildフォルダを作成して、buildフォルダにカレントディレクトリを移動してください

cmake ..
make && sudo make install

cmake、makeコマンドを実行します。

/usr/bin/ld: -ltinfow が見つかりません

上記のようなエラーがでて、ビルドが失敗します。

修正

修正前: -ltinfow
修正後: -ltinfo

/build/CMakeFiles/CrazyDiskInfo.dir/link.txt を修正してください

追記:
relink.txt も同様に修正したほうが良いと思われる。
※コメント参照

ビルド その2

make && sudo make install

再度、ビルドします。今度は成功するかと思います。

アプリの起動

sudo crazy

複数HDD(SDD)がある時の切り替え
矢印キー(左右) または h,lキー

sキー:シリアルナンバーの表示・非表示の切り替え
dキー:16進/10進の切り替え
qキー:終了

main.cppの中身を見れば上記が分かります

動画での説明

スポンサーリンク