忍者バリアーを使ってみる&回避・解除の対策検討

  • 投稿 : 2011-05-25
  • 更新 : 2020-03-05
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2020年06月01日(月)
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2020/06/01でサービス終了になりました。(追記:2020/03/05)

追記:2019/10/06

本記事は、2011年5月頃の内容です。
現在も、忍者バリアーはJavascriptで動作してますが、機能はいろいろ改善されてるようです。

無料ブログ系でアクセス制限をできるところはあまりないと思います。アクセス制限に使えそうなのはJavascriptぐらいです。Javascriptでアクセス制限できないかと思って以前に調べた時に、「忍者バリアー」が見つかりました。

IPアドレスをはじめ、大体のことはできるようになってます。

ブログパーツを取得するところで、Javascript無効な場合の処理を選択します。これは相手がJavascriptを無効にしてアクセスしてきたときにどう対応するか?という選択肢です。許可とすると、Javascriptを無効にしてアクセスしてきた人はアクセス制御できません。

拒否を選択した場合、どのような動作になるかですが,後半のnoscriptで囲まれた部分が実行されます。

1行目に、このような感じで指定されたURLにリダイレクト(移動)させられます。この部分はurl部分を変更するか、削除してもよさそうには思います。

2行目以降は、現在表示されている画面に重なるように上から表示するためのHTMLが書かれています。この部分も変更してもよいかと思います。

このようにJavascriptが無効にされてもCSSなどを使ってできることがあります。
たとえば、以下のようにカスタマイズすることも可能です。
<noscript>
<div style="position:absolute;top:150px;left:150px;width:80%;height:300px;background:#ffffff;z-index:1000; ">
<h1>javascriptが有効になっていません。</h1>
<b>このサイトはJavascriptが有効でないとご覧になれません</b>
</div>
</noscript>


position:absolute; //絶対座標指定
top:150px; //上座標 -20pxなどのようにマイナス指定もOK
left:150px; //下座標
width:80%; //幅 1024pxのようにピクセル指定もOK
height:300px; //高さ
background:#ffffff; //背景に白指定 ここで背景画像も指定可能
z-index:1000; //重なりの指定。大きい数字のものほど上に表示

幅、高さなどを変更して全画面を覆うことも可能です。
HTMLとCSSで実現可能なことはできます。


Javascriptが有効で拒否された時は、左のような画面になります。上記の文言は5つの中から選ぶことが可能です。忍者バリアーをつかって拒否してますというのが非常によくわかります・・。

回避された時の対策について

忍者バリアには回避方法が存在します。

忍者バリアーを簡単にピンポイントで回避(解除)する方法@Firefox アドオン Adblock Plus を利用 PCプチ技能向上委員会
●忍者バリアの一般的解除方法・・・: 田舎牧師の日記(続)
<忍者バリアの解除方法>再録・・・: 田舎牧師の日記(続)

※ほかのブラウザや他のやり方についてはこの記事の最後に記述 2011/06/06

上記の場合は、Javascriptを無効とかせずに、特定のサイトだけ読み込みを遮断して特定のJavascriptを読ませないことで実行させないという感じのようです。この場合はJavascript有効で、忍者バリアーをすり抜けることが可能です。

これに対抗するは、いたちごっこになるが「違うサイト」の「同じようなパーツ」を組み込むとか、Javascritで忍者バリアーと同等のことをするものを作成して組み込むぐらいしか僕には思いつきません。

JavascriptでIPアドレスを取得する方法

外部サービスと連動することで取得可能です。
<script src="http://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.4.2/jquery.min.js" type="text/javascript"></script>
<script type="text/javascript">
$(function (){
 $.getJSON('http://jsonip.appspot.com/?callback=?', function(response) {
    $('#result').text('IPアドレス: ' + response.ip);
 });
});
</script>
<div id="result" style="border: 1px solid rgb(255, 255, 255); padding: 5px;">
IPアドレス取得中</div>
参考:JavaScriptでIPアドレスを取得する | ちょめちょめ通信

「http://jsonip.appspot.com/」がサービス提供をやめたようで、現在ではこの手法は使えません


今では使えない無料ブログでのアクセス制限

無料ブログで荒らしをアク禁する裏技-にじ魂
1..htaccessでアクセス制限時の移動先のURLをErrorDocument 403で指定
2..htaccessで普通にアクセス制限
3.<iframe src=".htaccessを設定したディレクト下のファイル" frameborder="0" width="0" height="0"></iframe> を無料ブログのどこかに組み込む

昔は動作したのかわからないですが、今は期待通りに動作しないですね(使えない)。

雑談

このように制限すると、「面倒だからもう見ない」「どんな手を使ってもみたい」と2種類のの人に分かれると思います。また、「どんな手を使ってもみたい」と考える人たちにもそれを回避できるだけの知識があるか、設定ができるかという問題もあります。また、そういう設定がわかったところで、挫折したり手間がかかりそうだからということでやめる人もいるでしょう。

完全に防げない限りやるのは無意味と考える人もいますし、一部でも効果があるのならやってみてもよいかもと考える人もいるでしょう。

追記:2011/06/06
「Google Chrome 忍者バリア 回避」とかで来る人もいるので書いておきます。
http://bar1.shinobi.jp/ からのアクセスを遮断すれば回避できます。
ウイルス対策ソフトで、このURLのアクセスを遮断してください。
avast!6なら、追加の保護→サイトブロックのところで設定可能です。

それか、C:\Windows\System32\drivers\etc\hostsの中に1行追加
127.0.0.1 bar1.shinobi.jp

これで回避できるます。どのブラウザでもどのOSでも可能です。

忍者バリアーで拒否されてるものをこそっと見る程度にしておいたほうがいいと思いますよ。
逆に、忍者バリアーで拒否されているものは見ないほうが幸せであることのほうが多いと思います。見ることであなたは幸せになれたかどうかで、今後どうすべきか考えるのもよいでしょう。


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