型番:WD5000BEVT-00ART0
中古で入手したMac mini君に内蔵されてたWDの500MBのHDDの調子がなんとなくおかしいんですね。OSXでパーテーションを操作しようとしても、うまくいかないんです。
OSXのまま、HDDのSMART情報を詳しく見る方法もあまりよくわからず、結局取り出して、Windowsのアプリで調べてみることにしました。
CrystalDiskInfo
CrystalDiskInfo – Crystal Dew World
調べてみると、「注意」になってます。
Western Digitalが提供しているアプリを使ってみる
使用するアプリ
Windows用Data Lifeguard Diagnostic
ソフトウェアおよびファームウェアのダウンロード | WD サポート
このアプリ、HDDのセクタ単位のチェックができます。また、数個程度のセクタ不良なら修復?が可能なようです。
不良セクタチェックと修復
チェックしたいHDDを間違いなく選択してください。WD製のHDDにしか使えないツールなので、気を付けてください。また、データが消えたり、破損したりすることがあるので、重要なデータはバックアップを取ってから実行したほうが良いです。
・QUICK TEST =>QUICK チェック
・EXTENDED TEST =>全セクタチェック
上記2つで、不良セクタチェックができます。不良セクタが数個程度なら、修復できます。
・ERASE =>クリックフォーマットと物理フォーマット(ローレベルフォーマットを)が可能
不良セクタがたくさんあるときは、物理フォーマットするぐらいしか対応方法がありません。フォーマットするとデータも消えるので注意してください。
QUICK TESTを実行して、2,3個不良セクタが出た時点で、EXTENDED TESTをしてくださいというメッセージが出て終了したと思います。
で、EXTENDED TEST(全セクタチェック)をすると、不良セクタがたくさんあるというエラーで、途中で終了してしまいます。
物理フォーマット
仕方がないので、物理フォーマットをかけます。物理フォーマットをかけると、表面上は問題なくなって、一時的にでも使えるようになることが多いです。でも、CrystalDiskInfo(S.M.A.R.T 情報)で「注意」になってる場合は、たいてい、調子悪いHDDのままのことが多いので、期待しないほうが良いです。
理由がないのなら、もったいない気がするけど、この手のHDDは使わないほうが絶対に良いです。
実際、物理フォーマットをかけ始めると、72時間(3日)もかかるとかいう表示が出ます。なんか不良セクタが大量にあるようで、フォーマットが異様に遅いです。
で結局、1日半で物理フォーマット終了することができました。不良セクタがない領域は結構早く進むようで、問題がある地点?をこえたら、なんなくフォーマットが終わりました。
物理フォーマットの場合、正常でも500MBで8時間?ぐらいはかかると思います。
検査・復旧・不良セクタ修復ソフトウェア FromHDDtoSSD
物理フォーマットが終了した後で、「CrystalDiskInfo」で各種数字をみても、変わってないようなんですね。代替処理済のセクタ数とかもかわってないようなんです。
・検査・復旧・不良セクタ修復ソフトウェア FromHDDtoSSD:最新版ダウンロード - IUEC
本当に改善したのか不明なので、FromHDDtoSSDをいうアプリで確認してみます。本当は、物理フォーマットをかける前にチェックすればよかったのですが・・。
FromHDDtoSSD
完全スキャンをやってみます。物理フォーマットと同じぐらい時間がかかります。8時間?ぐらい??
こんな感じで、オールグリーンで、特に問題ない?HDDに生まれ変わったようです。
---ドライブの情報-----------------------------------------------------
型番 | WD5000BEVT-00A0RT0
ディスク容量 | 476940 MB
累積時間 | 8121 時間
電源投入回数 | 2604 回
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---不良セクタ解析情報-------------------------------------------------
検査ブロック数 | 4200
1ブロック容量 | 約 113 MB
良好 | 4200
読込不能 | 0
読書不能 | 0
危険 | 0
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---経年劣化計 [ 0:(劣化)~100:(新品) ] -------------------------------
ポイント | 75
-------------------------------------------------------------------------不良セクタ位置情報-------------------------------------------------
[種類/不良セクタ位置(LBA)]
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---動作安定度情報-----------------------------------------------------
[番号/動作不安定位置(赤線以下)]
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レポートはこんな感じ・・
インストール不要版 と インストール版
FromHDDtoSSDには、インストール不要版とインストール版の2種類あります。今回、使用したのは「インストール不要版」です。
で、インストール不要版は、ストレージ故障予測ができません。インストール版を利用すればよかったかもと思いました。再度、調べると、また8時間??かかりそうなので、ストレージ故障予測はやらないことに・・。
物理フォーマット後のHDD
OSXでパーテーションを操作とかできるようになったけど、なんとなく、怪しい気もしなくはない。
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