【Qua station】Arch Linux、Ubuntu Baseを起動させてみる

  • 投稿 : 2021-04-19
  • 更新 : 2021-05-07

PCとUSBシリアルで接続する

接続Qua stationのSDカードストがある側のUSB端子の上部にある端子が、シリアル接続用の端子のようです。左から、RX,TX,GNDです。Tera Term

お部屋でモバイル

・USBシリアル(USB To TTL)CH340モジュールでパソコンと接続
・Tera Termで、シリアルコンソールを表示
・u-boot のコンソールに入る

カーネルをビルドする

自己責任で!!Ubuntu 20.04 (パソコン)で作業しました1.ダウンロード&展開ファイルの入手BPI-W2-bsp-w2-4.9-v1.0.ziphttps://g

お部屋でモバイル

・bpi-w2.dtbとuImageを作成

起動用のUSBメモリーを作成する

コマンドでなくても、Ubuntuの標準で入ってる「ディスク」というアプリでも簡単に作成できます。

・100M → FAT  bpi-w2.dtbとuImageを配置
・残り → Ext4  Arch Linux または Ubuntu Baseを配置

USBメモリーを2つの領域にわけて、それぞれFAT形式、Ext4形式で作成します。

Arch Linuxを起動させる

ダウンロード

ArchLinuxARM-aarch64-latest.tar.gz
https://archlinuxarm.org/platforms/armv8/generic

上記ファイルをダウンロードしてきます。

USBメモリーに展開

ファイルをUSBメモリーの2つ目の領域に展開します

Qua stationで起動

USBメモリーをさして、電源をいれて、u-bootコンソールに入ります。

usb start

fatload usb 0 0x01f00000 /bpi-w2.dtb

fatload usb 0 0x03000000 /uImage

env set bootargs earlycon=uart8250,mmio32,0x98007800 console=ttyS0,115200n8 initrd=0x02200000,0x7F0000 root=/dev/sda2 rw rootwait rootfstype=ext4 init=/sbin/init selinux=0 nmi_watchdog=1 devtmpfs.mount=1

env set bootcmd 'booti 0x03000000 - 0x01f00000'

b2ndbc

u-boot のコンソールで上記コマンドを順番に実行していきます

こんな感じで起動します。ID:root、Password:rootでログインできます。

dmesg -D

上記コマンドで、コンソールに定期的に表示されるメッセージを消すことができます。

Ubuntu Baseを起動させる

ダウンロード

ubuntu-base-16.04.6-base-arm64.tar.gz
http://cdimage.ubuntu.com/ubuntu-base/releases/16.04/release/

USBメモリーに展開

ファイルをUSBメモリーの2つ目の領域に展開します

$ sudo mount /dev/sdb2 /mnt
$ sudo tar xzvf ubuntu-base-16.04.6-base-arm64.tar.gz -C /mnt
$ sudo umount /mnt

展開後の作業

ファイルを展開するだけでは、ログイン画面の手前までしか行きません

USBメモリーに展開した後に以下の作業を行いました。
・rootパスワードの設定
・ユーザーの追加
・ttyS0のログイン許可

「Ubuntu-base arm64 rootfs」でGoogle検索すると、やり方が出てくると思います。

追記:2021/05/07

ubuntu-baseの展開ダウンロードubuntu-base-16.04.6-base-arm64.tar.gzhttp://cdimage.ubuntu.com/ubuntu-base

某氏の猫空


・rootパスワードの設定
・ttyS0のログイン許可

のやり方は上記記事で!!

Qua stationで起動

Arch Linuxの時と全く同じように起動させます。

動画での説明

Arch Linuxの補足

追記:2021/04/29

Ubuntu 20.04(パソコン x86)で、ARM(aarch64)用のaarch64をインストールする方法です。chroot(arch-chroot)と「mount --rbind」を使

某氏の猫空

Wi-Fi接続できるように、必要なものをインストール

デバイス一覧表示iw devip link上記コマンドで表示できます。wlanから始まっているものが、Wi-Fiだと思います。今回はwlan0を使っ

お部屋でモバイル

Wi-Fi接続に成功

インストール# pacman -S xorg-server-xvfb# pacman -S x11vnc# pacman -S fluxbox# p

某氏の猫空

ネットワークにつながったので、GUIが使えるようにVNC接続

Ubuntu Base関係の補足

ubuntu-base-16.04.6-base-arm64で確認しましたarm64版特有の部分がありますライブラリの導入ネットワークがつながらないので、別PCのUbuntuでch

某氏の猫空

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