きっかけ
2023/02末に、「【雑談】不器用でバカなおじさんが独学で第二種電気工事士に合格した話」というYoutubeを見て、「第二種電気工事士」にチャレンジすることにしました。なぜか、この動画が非公開になってるんですけどね。
動画をみて、これは、参考書を買わずに、過去問をやるだけでいけるかも?!ということで、結局テキストも問題集も買わずに、独学で勉強しました。
学科試験が終わってから、本屋でテキスト本をペラペラとみて、買ってもよかったかも?!とは思いました。ただ、第二種電気工事士の試験って、技能試験で工具とか練習材料で金かかるんで、テキスト本買わないほうが節約できますよね。
僕がやった勉強法
1.Youtubeで無料公開してる講義風の動画をみる
2.過去問をひたすら解く(3回)
3.前日に、過去問で間違ったものだけ再度解く
やったことをまとめると上記の通りです。
・運転免許の学科試験と同じ路線の勉強方法が有効
・計算問題、複線図問題を捨てても、理論上は合格可能
ある程度、問題がわかるようになってから上記のことがわかりました。
1.Youtubeで講義風動画を見る
「日本エネルギー管理センター事務局」さんの上記の再生リストの動画を見ます。
現状64件あります。学科(筆記)で必要なのは、「1-47」の47本分です。
パソコンで動画を見ながら、パソコンのメモ帳で覚えないといけない感じのものをメモするみたいな感じでやりました。ただ、メモ帳は図とかが書けないので、板書(ノートをとる)みたいにはいかないですけど・・。
ただ、この時点では、「第二種電気工事士」関係の必要な知識の概要をしるというか、雰囲気を知る程度で、この時点ではあまり過去問を解けるレベルにはなかったと思います。ということで、本当に、この路線で大丈夫なのか不安を感じてたので、ガンガン動画を見て、視聴の消化を早めました。
2.過去問をひたすら解く(3回)
1回目:単元別に解く
2回目:単元別に解く
3回目:試験別に解く
※去年分だけは、事情があって2回
単元別に解く

スマホ用のアプリを使います。無料です。私はiPhoneアプリのほうを使いました。
1.基礎理論
2.配電理論
3.機器
4.検査・測定
5.材料・工具
6.工事(施工)
7.法規
8.配線図
計算と複線図は後回しにして、先にとっつきやすいものから解いていきます。計算は、「1.基礎理論、2.配電理論」あたりの一部が該当するはず。あと、複線図は、「8.配線図」の中の複線図が該当します。
このアプリ、解説(説明)もついてるので、1問1答でサクサクやっていけます。ただし、一部、解説がないとか、解説があまい感じのものもあるので完ぺきではないです。
あと、問題に関連して覚えておいたほうが良いものが書いてあれば完璧ですが、そこまではこのアプリには期待できないです。
試験別に解く
「第二種電気工事士【過去問ドリル】(2023年時点)」言うアプリなんですが、2021年までの過去問しかなくて、2022年の分がないんですね。
去年の分を解く(模擬試験)
Hozanさんのサイトの「学科試験過去問 模擬試験」を使って、2022年分(上期AM/PM、下期AM/PM)の4回分を、模擬試験のように使って解きます。今まで、「単元別」に解いてきた学習の成果を見ます。
今回はたまたま「去年」の分を一切解いてないので、本当に模擬試験のように使えます。
学習するときは「去年の分すべてか、去年の分の半期分」を残しておいて、模擬テスト代わりに使うのがよいかと思います。この時に、時間も計るとよいかと思います。実際2時間もかからないと思います。
過去の分を解く
平成21年度からあります。平成26年度から今と同じ50問になってるようです。
過去問ですが、あまり古いのは学科試験に合格するという基準では貢献度が低い感じなので、時間に余裕がなければ、古いものをある程度切り捨てたらよいかと思います。ちなみに私はすべてやりました。
過去問ドットコムに会員登録(無料)して、 解答履歴が残るようにしてください。試験の前日に間違ったものだけやるためです。
試験単位(50問)でやったほうが良いです。途中中断もできるので、隙間時間でもできます。
3.前日に、過去問で間違ったものだけ再度解く
過去問ドットコムの解答履歴から、誤答の一覧のリンクをクリックします。
この画面になるので、検索結果を元に出題するをクリックして、問題を解きます。
その他、役立つサイト
過去問の関係。複線図関係の問題の解いた時に、ここで解説を確認しました。
hozanさんのサイト。覚えるべき公式一覧がここにまとまってるのを後から知りました。覚えるべき公式は意外と少ないのがわかります。
・配線と配線器具の施工方法:第二種電気工事士 | 基礎からわかる電気技術者の知識と資格
・特殊場所に施工する低圧屋内配線工事:第二種電気工事士 | 基礎からわかる電気技術者の知識と資格
ここも、あとから知りました。「施工方法」「特殊場所の施工」関係。テキスト本を購入してたら、初めからこういう感じで覚えられるんだろうけど・・。
一問一答式で覚えると、知識が断片的になって、こなれてくると、ちゃんとまとまるんだけどね。
勉強の結果
たぶん「やりすぎ」。
最初は、計算問題の一部と複線図は捨てるつもりで勉強をしてました。でも、暗記関係で、過去問から外れる部分はすべて捨てたので、やることがなくて、「計算問題」「複線図」もある程度できるようになりました。モチベーション続かない&期間がたつと忘れかねないということで、CBT受験しました。
おまけ
何回もやってると、30分程度で50問が解けるようになります。たぶん、暗記系の問題は、条件反射で解いてると思う。あと、計算系も暗算可能なものは暗算。あと、ルート3=1.7、ルート2=1.4で計算したり、0.63とかも、0.6で計算して、値の近いのを選ぶとかしてました。もう、四択から正解を探す路線に・・。
そんなやり方してるので、「電線の許容電流を計算する際の七捨八入」を結構、あとのほうで知りました。知識としてはやばいよね。