【第二種電気工事士 学科】計算問題の簡単攻略 その2

  • 投稿 : 2023-05-27

計算問題

計算問題を捨てるつもり勉強始めたけど、ある程度、計算問題ができるようになったので、その成果を記事に!!

その3かその4程度で終わるはず。 その3で終わり。

1.オームの法則関係
2.電気抵抗
3.導電率
4.熱量

第二種電気工事士の学科の試験範囲で「基礎理論」の一部。
中学のオームの法則レベルで解ける問題も多い。

中学の数学苦手、理科(オームの法則)苦手とかだと、厳しいかも。
理系なら、余裕でできると思う。

1.オームの法則関係

覚えるのはこの3つだけ。

$\large V = IR$ #オームの法則
$\Large\frac{V}{I} = R$ #両辺をRで割る

(イ)は正しい

$\large P = VI$

を残りに適用すれば

(ロ)(ハ)は $\Large\frac{V}{I}$ で正しい

(ニ)は $\large I^2$ で間違い

答えは(ニ)

1.電気抵抗

この2つだけ覚える。「和分の積」の公式は2つの時しか使えないので注意。
第二種電気工事士 学科試験では、3つ以上の時は、2つずつに分けて機械的に計算するで解けると思う。

この問題を解いていきます。似たような問題は毎回(毎年)出てるので、これができるだけで1問ゲットです。

赤枠の「2つの抵抗の並列」の合成抵抗を考えます

$\Large\frac{4 \times 4}{4 + 4} = 2$

合成抵抗が2Ωなので、このように回路を書き換えても同じです。

赤枠の2つの抵抗の直列接続の合成抵抗を求めます。

$\large 2 + 2 = 4$

合成抵抗の値が4オームなので、上記のように書き換えても同じです

赤枠の「2つの抵抗の並列」の合成抵抗を考えます

$\Large\frac{4 \times 4}{4 + 4} = 2$

こんな風に書き換えることができます。

直列接続なので、$\large 2 + 2 = 4$ Ωになります。

答えは、ハ.4 になります。

3.導電率

覚えるのは上記だけ。

円の面積は、半径×半径×3.14ですが、試験では直径がでてくるので注意!!

・抵抗は、銅線の長さに正比例するので、Lを単純に掛ける
・抵抗は、銅線の断面積に反比例するので、断面積で割る(逆数を掛ける)
・D直径で、半径は $\large\frac{D}{2}$になる
・1mmは、$\large 10^{-3} $m

断面積は 半径x半径なので、最低でも $\large D^2 $ が出てくる

・抵抗は、Lに比例
・抵抗は、$\large D^2 $反比例

実際にはまじめに計算しなくても、上記の2つの条件だけで消去法で正解がわかる

答えは(イ)。

4.熱量

決まり事なので、覚えるしかない。時間は「秒」なので注意!!

熱量の問題も、パターンは少なくて、以下の2パターンを最低わかれば、解けるのではないかなぁと思う。

熱量関係の問題なんだけど、どうも中学の理科の範囲に入ってるみたい。すっかり忘れてた。

過去問 その1

電力 P=VI なので

$\large P = 100 \times 4 $
$\large P = 400 $

発熱量は、電力x秒数
1時間20分は、$\Large\frac{80}{60}$
1時間 = 3600秒

$\large 400 \times \frac{80}{60} \times 3600 = 1920000 $

答えは、ロ。

過去問 その2

まず、熱量を計算します

$\large 90 \times 20 \times 4.2 = 7560 $

電力量は 1時間(3600秒)あたりの 電力なので

$\Large \frac{7560}{3600} = 2.1 $

答えはハ。

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