【第二種電気工事士 学科】複線図の攻略の仕方

  • 投稿 : 2023-05-13

複線図の書き方ルール

ルール その1
 ・白線 W - 接地側 N
 ・黒線 B - 非接地側 L

ルール その2
 ・負荷(照明):N
 ・スイッチ :L
 ・コンセント :N、L

 (1)電源線を上記のルールに従って接続する
 (2)余った部分をつなぐ

ルール その3
 3路スイッチ
  ・0:電源側のL または、負荷(照明)側
  ・1,3:相手側の1,3に接続

この3つのルールを覚えるだけで複線図をかけるようになります。(4路スイッチを除く)

ルールに従って、機械的に書くだけで複線図がかけます。
N,Lは体に染みつく感じで覚えたほうが良い。WとBは、単に色の略。

スイッチ + コンセント

スイッチ :L
コンセント :N、L

ルール2を機械的に適用して、その後、余った部分を、赤線で接続する。

答えは「ハ」

コンセントの端子には「W」という文字があって、こちら側に白(N)を接続する

パイロットランプ + スイッチ (同時点灯)

負荷(照明):N
スイッチ :L

ルール2を機械的に適用して、その後、余った部分を、(少し考えて)、赤線で接続する。

答えは「ハ」

心線数

複線図を書く必要はなくて、必要な芯線を考えるだけで予想できる

3路スイッチ

3路スイッチの「1」「3」で2本は決定

残りは以下可能性がある

・電源のN
・電源のL
・負荷(照明)のスイッチ側の線

似たような問題の過去問では、4本か5本の場合が多いです。必要な線を考えれば、複線図を描かずに、かなりの確率で当てることができます。

わたり線

1か所にスイッチが複数ある時は「わたり線」を使うで注意

スイッチが1か所に2つあると、必要な線は3芯
スイッチが 別々に2つあると、必要な線は4芯

負荷(照明)が離れたところにある

負荷(照明)に接続するための線を忘れずに!!

たいてい忘れてると1本少なくなって、不正解になる

最後に

複線図の問題をすべて捨てても、学科に合格するのは可能ですが、簡単な問題もあるので、学習時間が余っていれば少しやるだけで、ある程度、正解できるようになると思います。

本番の試験では、時間が余るはずなので、余った時間で、複線図を書いて、時間つぶしをしてもよいかも。

補足

過去の問題は無料で公開されてます
https://www.shiken.or.jp/answer/index_list.php?exam_type=50
解答もついてますが、解説はないです

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