複線図の書き方ルール
ルール その1
・白線 W - 接地側 N
・黒線 B - 非接地側 L
ルール その2
・負荷(照明):N
・スイッチ :L
・コンセント :N、L
(1)電源線を上記のルールに従って接続する
(2)余った部分をつなぐ
ルール その3
3路スイッチ
・0:電源側のL または、負荷(照明)側
・1,3:相手側の1,3に接続
この3つのルールを覚えるだけで複線図をかけるようになります。(4路スイッチを除く)
ルールに従って、機械的に書くだけで複線図がかけます。
N,Lは体に染みつく感じで覚えたほうが良い。WとBは、単に色の略。
スイッチ + コンセント
スイッチ :L
コンセント :N、L
ルール2を機械的に適用して、その後、余った部分を、赤線で接続する。
答えは「ハ」
コンセントの端子には「W」という文字があって、こちら側に白(N)を接続する
パイロットランプ + スイッチ (同時点灯)
負荷(照明):N
スイッチ :L
ルール2を機械的に適用して、その後、余った部分を、(少し考えて)、赤線で接続する。
答えは「ハ」
心線数
複線図を書く必要はなくて、必要な芯線を考えるだけで予想できる
3路スイッチ
3路スイッチの「1」「3」で2本は決定
残りは以下可能性がある
・電源のN
・電源のL
・負荷(照明)のスイッチ側の線
似たような問題の過去問では、4本か5本の場合が多いです。必要な線を考えれば、複線図を描かずに、かなりの確率で当てることができます。
わたり線
1か所にスイッチが複数ある時は「わたり線」を使うで注意
スイッチが1か所に2つあると、必要な線は3芯
スイッチが 別々に2つあると、必要な線は4芯
負荷(照明)が離れたところにある
負荷(照明)に接続するための線を忘れずに!!
たいてい忘れてると1本少なくなって、不正解になる
最後に
複線図の問題をすべて捨てても、学科に合格するのは可能ですが、簡単な問題もあるので、学習時間が余っていれば少しやるだけで、ある程度、正解できるようになると思います。
本番の試験では、時間が余るはずなので、余った時間で、複線図を書いて、時間つぶしをしてもよいかも。
補足
過去の問題は無料で公開されてます
https://www.shiken.or.jp/answer/index_list.php?exam_type=50
解答もついてますが、解説はないです