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修理方法について
・購入してから1年以上たっている(私は3年ぐらい)
・左側(電源ボタンがある側)から、異音(騒音)がする
こういう場合は、おそらくCPUファン(冷却ファン)が劣化して音が鳴るようになったと考えられます。たぶん、回転軸あたりの劣化だと思います。
購入当初から、うるさいなどの場合は、今回とは原因が別だと思います。
1.側面の通気口と底面の通気口の掃除をする
通気口に、掃除機をあてて、ほこりを取り除いてください。
これだけで、音が小さくなる場合があります。通気性が上がったので、ファンの回転数が小さくてもよくなって、それで音が小さくなるというパターンです
2.裏蓋をあけて、CPUファンあたりを掃除する
綿棒で、ファン(羽)のほこりを軽くこするようにして、取り除いていきます。回転軸とかがずれる可能性があるので、あまり力を入れずに作業してください。
完全にきれいにならなくても、ある程度取り除いて、裏蓋を付けてもとに戻してください。
これで、音が小さくなる場合があります。ファンがほこり分のだけ重くなているために、騒音になっている場合はこれで解消されます。
半年前に、ここまでして、異音がなくなったのですが、今回また異音がするようになりました。
※回転軸がずれると、清掃前より音が大きくなるとか言う結果になりかねないので注意
3.CPUファンを取り外して、新品に付け替える
私が所有している「Lenovo G560」のCPUファンの型番は「NFB65B05H」というものでした。
ファンは簡単に取り外せるので、新品の同じものが手に入るのなら、一番確実な修理方法です。同じ型番のものが手に入らないため、この方法は今回あきらめました。
・LENOVO G460A Z460 Z465 Z560 Z565 CPUファン
・LENOVO G460A Z460 Z465 Z560 Z565 CPUファン
Amazonで検索してみたけど、見た目は似てるけど、実際同じかどうかはわからないのと、値段が高めな気もするので・・・。
4.CPUファンの軸あたりに、スプレー式のオイルを噴き付ける
今回は、この方法を試してみました。
結果は良好で、無音に近くなり、もとに戻ったと言えるかと思います。ただし、いつまでその効果が続くかは不明です。そのあたりは追記したいと思います。追記がない限り、うまくいっているということだと思ってください。
本当は、ファン自体を分解して、軸部分にグリスを塗り付けるのがよさそうなのですが、敷居が高そうなので今回は辞めました。
本来ならば、綺麗に掃除をしてグリス等を塗り付けるのですが、上図で判る様に不可能ですので、ファン本体の裏側(駆動モーターが付いている方)の ”軸” 部分にスプレー式のオイルを噴き付けます。 (ベタベタする様なオイルでは後々困った事になりますので、サビ落としも出来る ”クレ・556” という潤滑オイルを使う事にしました)
Windows7 tips25~26
今回使用した「スプレー式のオイル」は、ダイソーで105円で売っている「強力潤滑スプレー」というものを使用しました。
CPUファンの部分は、上下に少し動くので、少し引っ張って、中心部の隙間に、ストローをさしたスプレーで吹き付ければOKです。
隙間だけにスプレーできれば良いですが、周辺にもついてしまうとは思います。古布とか綿棒とかをつかって、必要ない油はすべてふき取ってください。さすがに油がノートパソコンの基盤などにつくと、ノートパソコン自体が故障すると思うので・・・。
¥ 532 (楽天の価格)
引用先では、クレ556とかを使用したと書かれているので、そういう系統ならたぶん使えると思います。
追記:2014/09/23 9か月たちますが静かなままです。この方法でOKそうですね。
追記:2015/01/19 1年たちますが静かなままです。
追記:2015/03 うなり出しましたが、同じ方法で治りました。作業時間は慣れもあり5分でした。
追記:2016/05 1年2か月たちますが静かなままです。
追記:2016/09 1年6か月たちますが静かなままです。
追記:2017/03 うなり出しましたが、同じ方法で治りました。今回はちょうど2年ですね。
追記:2017/12 うなり出しましたが、同じ方法で治りました。
追記:2018/12 音がかすかにするようになったので、今回は、シリコンスプレーを使ってみました。
真ん中の潤滑油スプレーがなくなったので買いに行ったらなくて、シリコンスプレーがあったのでそっちを買いました。今まで、CPUファンの軸に散布とかなので問題ないというか、逆に良いはず。
裏蓋をあけて、CPUファンを取り出す方法について
裏蓋のネジは、7か所です。
赤い矢印の部分は、ネジを緩めるだけです(取り外せない様になっている)。緑の矢印の部分は、ネジを緩めるとネジごととれます。
裏蓋を外すとこういう感じです。
次は、CPUファンを外すために、3か所のネジを外します。
CPUファン自体を取り外したほうが作業しやすいと思いますので、緑色の矢印部分のケーブルを取り外してください。そうすると、CPUファンだけ取り外せます。
取り外したあとは、こういう感じですね。
右側の通気口あたりがほこりがついてると思うのですが、あまり無理しないほうがよいかもと思います。ラジエターみたいな感じになっているようで、下手に力を入れるとスリット?が曲がりそうな感じなので・・・。
裏蓋の開け方は、「Lenovo Gシリーズ メモリ増設の仕方 【動画解説付き,裏フタの開け方,G560,G570】」も参考になるかと思います。
その他
BIOSの更新は辞めたほうがよい
・価格.com - 『ファン全開 解消』 Lenovo Lenovo G560 06798NJ のクチコミ掲示板
・価格.com - 『冷却ファンがフル回転』 Lenovo Lenovo G560 067958J のクチコミ掲示板
・Lenovo G560 Biosアップデート失敗 | パソコン故障・修理・サポート.COM
検索すると、BIOS更新とか出てきて試してみようかな?と思う人がいるかと思うのですが、FANの音を小さくしたいとかの目的では辞めたほうがよいかもと思います。
購入時は問題なかった、気にならなかったのなら、BIOS更新で治る可能性は低いということと、「Lenovo G560」の場合は、なぜかBIOS更新に失敗する事例が少なからずあるからです。
Lenovo Fan Speed Control Driver - Windows 7 (64-bit)
・Lenovo Fan Speed Control Driver - Windows 7 (64-bit)
ダウンロードしたファイルは、「ID1FSC01WW6.exe」です。
これはプログラムのアンインストールのところで削除ができるので、ダメ元で試してみるのも悪くないかも。
CPUファンにスプレーまでは言う場合に、掃除とこのドライバーを当てるだけでも音は少し小さくなるかも。
ダイソーのスプレーについて
潤滑防錆スプレー、潤滑グリーススプレーの違いは噴射後の液体の粘性が最も違います。潤滑防錆スプレーはオイルより粘性は少ないと思います。一方、潤滑グリーススプレーは市販されているグリースと同じくソフトマーガリンのように固形物となります。
ダイソーに潤滑防錆スプレーというのと潤滑グリーススプレーというのが売っていま... - Yahoo!知恵袋
・潤滑防錆スプレー
・潤滑グリーススプレー
の2種類あるということです。「グリース」のほうを購入したかったんですが、売ってなくて今回は、「潤滑防錆スプレー」のほうを購入しました。
粘度が違うみたいなんですが、実際にはどっちがよいのか私自身もよくわかりません。
・Let’s note CF-AX2のファンがうるさい(爆音)ので、何とかしてみた
上記で、ダイソーの「潤滑グリーススプレー」を使ってみました。粘度が違うというか、吹き付けた後、半固体っぽい感じになりますね。
その他の覚書
今回バラしますスリーブベアリング式のファンの場合、特にシャフト付近のグリス切れがファンのブレや騒音の元になったりしますが、グリスを挿して小まめにメンテナンスするコトでシャフト付近にかかる負荷も相当軽減されますので、結果的に長寿命化に繋がったりします
コレは買ってからすぐに行うとより効果的ですね♪♪
CPU・ケースファンを分解して整備しよう! - Deap Peace
・Lenovo G560 06792HJ CPU交換試行錯誤編
・Lenovo G560 のCPUを交換しました - それでも日本が好き、パソコンが好き
・▶ LenovoのG570のCPUを換装してみた!! - YouTube
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